子育て・ライフ

【2歳児の子育て】魔のイヤイヤ期を乗り越える対処法6選

第一反抗期と呼ばれる2歳児。
ママやパパ達の頭を悩ませ、今までの子育てよりちょっと育てにくいなと感じることがあります。

この頃の子供の心理を理解し、ちょっと思考をこらす事で、子供との距離が縮まり、信頼関係を築くことができます。

誰もが通るこの2歳前後での「魔のイヤイヤ期」この時期を上手に乗り越えていきましょう。

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2歳前から始まってる?イヤイヤ期はいつから?

本格的に始まるイヤイヤ期は2歳になってから。しかし2歳前から徐々にイヤイヤ期は始まっています。

1才を過ぎると、言葉や身体の発達と共に、「○○がしたい」という自我が芽生え始めます。2才を過ぎる頃には、思考力・表現力がグーンと発達し、自分の要求が強くなって形に現れます。

とはいってもまだ2才。何故イヤイヤと言ってしまうのでしょう?

言葉の表現がまだ未熟なため、うまく言葉で伝えられないから。

親の問いかけに対して、自分の思っていることを話せない時。パパやママに伝えたことが自分のほしい返答と違った時など「イヤ」でしか表現できません。

自分が思い描いているイメージと違って、うまく出来ないから。

人形のお世話遊びをしている時に、洋服がうまく脱がせられない。積み木を積んでいるのに、倒れてしまったなど、自分のイメージと違うと癇癪を起こすことがあります。

親の気を引こうとしているから。

忙しい時間帯に限って、子供がイヤイヤとぐずる。それは、まさにかまってほしい証拠です。

体調が悪いから

睡眠時間が足りなかったり、風邪の引き始め、具合が悪い時は、頼る人が親しかいないので、イヤイヤとなります。

こんな時どうする?魔のイヤイヤを乗り越える6つの方法

魔の2歳児なんて表現されることもありますが、イヤイヤ期を乗り越えるために役立つ方法はあるのでしょうか?

有効そうな方法を6つご紹介します。

1. 子供の意見を尊重する

子供がしたいとすることを尊重し、自己肯定感を育ててあげましょう。

自己肯定感すなわち、子供に自信をもたせてあげることです。
小さな子供だといっても1人の人間です。小さいながらにも、試行錯誤して生きています。

なぜイヤイヤといっているのか?まず子供の話に耳を傾けて、落ち着かせてあげましょう。たくさん褒めて、認めてあげて下さい。

2. ルールをつくる

イヤだといっても、常識はずれの行動や言動は正してあげないといけません。

スーパーの買い物時に、ほしいものが手に入るまで泣く。怒った時につばを飛ばす等の行為は人に迷惑をかけることなので、当然NGです。

駄目なものは駄目だと伝えても、一方通行の時もあるでしょう。しかし子供の躾けは小さい時からが大事です。

してはいけないこと・してもいいことの境界線ははっきりとつけましょう。子供も親の表情や様子でいつもと違っていることは理解出来ます。

子育ての悩みは子供をもつ親にしか分りません。子育てでストレスがたまると、ちょっとしたことでもイライラしがちです。

そんな時にイヤイヤ期にぶつかると、親も子も収集がつかなくなってしまいます。一番良い方法は、自分が少しでも息抜きできる時間を見つけ、ストレスを発散することです。

そうすることで、自分の気持ちにゆとりを持ち、毎日全力投球でぶつかってくる子供に対応していけるでしょう。

4. 親の愛情を伝え、スキンシップを増やす

毎日を精一杯に生きている子供には、精一杯の愛情をかけ、態度と言葉で表現してあげましょう。

親子のスキンシップを増やすことで、問題行動が減るというデータがあります。

スキンシップが多いほど、子供の情緒が安定し、癇癪を起こさない落ち着いた子供に成長します。イヤイヤ期は、大きな愛情で包んであげて、成長を見守りましょう。

イヤイヤいっている時、言って聞かせる前にぎゅっと抱きしめてあげるのも良いかもしれませんね。

5. いろいろな引き出し(選択肢)を用意しておく

やさしく話しかけても、子供の好きなことを提案しても拒絶されることが当たり前。そんな時は、親が子供の気持ちに寄り添い、「イヤだったね、じゃあ○○しよう」というようにたくさんの選択肢をもって対応してあげましょう。

ユーモアにあふれた選択と落ち着いたトーンの声かけで、子供のやりたい・やってみたいという気持ちをそそってあげるのがポイントです。

「ご飯食べたくない。寝たくない。お風呂に入りたくない。まだ帰りたくない。」という時には、子供が好きなキャラクターのぬいぐるみを使って話しかけたり、○○と一緒にご飯やねんねといった感じで、一緒にというのをアピールしましょう。

6. 罵倒・命令は絶対NG!考えさせることを重視

イヤイヤいっている時の「○○しなさい」「○○したら駄目」「いい子にして」等の命令口調は、余計にイヤという行動を招く原因になります。

本当に駄目なことは、子供の目線と同様にして、表情と言葉で伝えていかないといけません。子供がなぜ怒られているのかわからない恐怖を感じる怒り方や頭ごなしに叱りつける怒り方は絶対にやめましょう。

出来れば、子供に考えさえるような質問を投げかけることで、自主性を育ててあげられると良いですね。

「○○するのと△△するのどっちが良い?」など簡単な質問で良いので、考えさせてあげることで脳の発育にも良い働きが期待できますね。

まだまだ2歳児!イヤイヤ期に負けずに自信をもった子育てを

2歳児は、成長の第一歩、自立への道につながる大事な時期です。

この時に親との愛情・信頼関係を確立させ、何をするにも親が見守ってくれているという自信につながると、徐々にイヤイヤがなくなります。そして、3歳を過ぎる頃には、スムーズなコミュニケーションがとれるようになるでしょう。

人それぞれ、十人十色の子育てがあります。同じ兄弟や姉妹であっても、子育ての仕方は、まったく違う場合もあります。

子育てに自信がもてなくなる時もあるかと思いますが、人と比べる必要はありません。自分は自分の子育てで、進んでいって下さい。

だからこそ子育ては難しく、だからこそ面白味があるでしょう。

小さい子供を持つママ達は毎日が戦争です。1日1日を大切に、かけがえのない親子の絆を作り上げて下さい。

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