ちょっと早いですが、ここ最近暑いので今回は夏休みの話です!
小学生の夏休みといえば、「自由研究」ですよね。
今年はどんなテーマにしようか?悩み始めてる保護者も多いのではないでしょうか?
そして親としてどこまでサポートするべきなのか?も気になりますよね。
暗黙の了解で親が9割型手伝って表彰される作品もあるようですが、それでは子供のためとは言えません。
かといって、子供にまかせっきりというのも関心がないように思われがちです。
自由研究は、親子の絆を強くするチャンスです。
共に学びを発見しながら進めていけると子供も親も成長できるはずです。
今回は、小学生の夏休みの自由研究のテーマの決め方・進め方、おススメアイテムをご紹介致します。

子供は疑問博士!自由研究テーマの選び方は?

自由研究は、将来自分の力で考え、実践していく為の基礎になる研究だと言えます。
テーマは親が決めるのではなく、子供主体であるべきです。
親が手伝うという観念は捨て、あくまでサポートに徹しながら見守る。
分からないことにぶつかったら、気づきを与えるというスタンスで行うと良いでしょう。
下記にて、自由研究テーマの決め方、ポイントをまとめたので、ご覧ください。
子供の「好き」を引き出す
普段から子供が好きなことや興味をもっていることを深く掘り下げ、「なぜ好きなのか?」「なぜ興味があるのか?」をうまく引き出しましょう。
まずは好きな事を紙にまとめることから始めます。
好きなことを紙に書き出したら、そこから面白いネタをどんどん広げていくようにしましょう。
例えば、「絵をかくことが好き。」=どんな絵をかくのが好きか?食べ物・フルーツ・花・景色・人物など。
その中で1番好きな絵は、「食べ物を書くこと。」そこでテーマが決まれば、親と一緒に料理をして作ってみたり、ご当地グルメを食べ歩いてみたり、世界ではどんなものを食べているのだろう?などいろいろなアイディアを引き出すことができます。
このような感じで、好きなことを紙に書き出すことで、子供自身が何に興味をもっているかに改めて気付くことができます。
普段の何気ない疑問をタネにする
「なぜ人間は言葉を話すのか?」
「夏になると虫が多くなるのはなぜか?」
「海の水はなぜしょっぱいのか?」
「星はなぜ輝いているのか?」
「チーターはなんで足が速いの?」
など、普段の何気ない子供の疑問を形にして自由研究のテーマにしてみましょう。
調べることで子供自身発見がたくさんあり、何で?が解決されるので、自由研究が好きになります。
自由研究のヒント本を参考にする
夏休み直前になると、いろいろな自由研究のヒント本が書店に並びます。
そこから子供の興味ある分野を取り出して、参考にするのも良いでしょう。
ヒント本以外にも、インターネット検索にて、研究のテーマを引き出すことができます。
旅先にてDIY体験を行う
旅行先では、木工クラフト、陶芸、ガラス細工など親子向けDIY(Do it yourself)体験を行っているテーマパークやレジャーホテルが数多くあります。
旅先の思い出として作るのも良いですが、自由研究の作品として提出するのも良いでしょう。
自分自身で材料をそろえなくても、手軽で簡単に作れるのが魅力です。
また、自由研究のネタがたくさん詰まった美術館・科学館・博物館・歴史資料館、工場などを訪れるのもおススメです。
筆者は、去年訪れた科学博物館で、ドラえもん科学ワールドのまんがで学べる本を購入し、自由研究の参考にしました。
自由研究の進め方・書き方・まとめ方3つのステップ

ステップ1:テーマが決まったら資料集め!
自由研究に必要になる模造紙・クリアファイル・A4用紙・スケッチブックなどを用意。
その他写真やイラスト、研究材料に使われたパンフレット、色鉛筆・マスキングテープなどを使用し、自由研究が相手に伝わるようなアイテムを用意しましょう。
ステップ2:書き方
誰がみても研究内容が伝わるような書き方が重要です。下記にて流れをみていきましょう。
1)タイトルは大きめに書く。
最初はインパクトのあるタイトルから!タイトルには「」をつけて書き始めます。
模造紙であれば一番上に大きく、A4用紙のクリアファイルに閉じたり、スケッチブックを使用し表紙を作る場合は、紙の中心にどーんと大きくタイトルを記入します。
どんな内容かが一目みて伝わるように、長々としたタイトルをつけないことがポイントです。
タイトルの斜め下側には、学年と名前を忘れずに記入しましょう。
2)まえがき
次になぜこのテーマで自由研究をしようと思ったか?きっかけはなんだったのか?をまえがきとしてまとめます。
ここもタイトル同様、だらだらと書かないようにしましょう。
3)もくじで見やすく分ける
調べたことを時系列ごとにもくじでわかりやすくします。
調べたテーマ・内容が多ければ多いほど、もくじにまとめると、見やすくなります。
4)研究方法~結果をまとめる
どのようにして研究を進めたのか?表やグラフ、写真、資料を使って、リアルに表現するようにしましょう。
特に動植物や天体・気象観測では、日にち・場所・時間をメモして、そのメモに基づいてまとめるのが便利です。
そして、一番伝えたいことは写真に収めると良いでしょう。
写真を見返すと、その時思いついたことや制作過程が蘇り、まとめの重要なポイントになります。
写真を使用することで、よりリアリティーを感じることができ、面白い作品になります。
また、写真では表現できない変化は、イラストや表、グラフにまとめるとわかりやすくなります。
ステップ3:研究課題の感想とまとめ
最後に、この研究を通してわかったこと。失敗したこと。工夫したこと。難しかったことなどを併せて、自分の言葉で表現します。
そしてこれからもやってみたいことを付け加えて書くと、良い自由研究レポートの完成です。
上記3ステップにおいて、調べたことをすぐに清書するのではなく、おおざっぱにでも下書きをしておきましょう。
見直した時に、どこを修正したらよいかがわかります。
自由研究おススメアイテム
あなたの「困った!」を助けてくれるおススメアイテムをご紹介!
一つの参考に、アイデア出しなどにもお使いください。
燃料電池カー科学キット

小学校高学年向け。電池カーは説明書を見ながら自分で組み立て。
電気分解装置と燃料発電装置を一つに収めた可逆性PEM燃料電池を利用して走らせる車です。
上についている二つの透明容器は、酸素と水素が生成される過程を見ることが出来ます。
この作品を通して、水素と酸素を化合させることで、水と電気ができる。2H2Oになるなど化学反応式まで幅広く学ぶことができます。
手作り透明天球儀

自分で作る天球儀。天球儀を使用して、夜空に浮かぶ星座の観察ができます。
この天球儀を使いながら、夏の大三角(こと座・わし座・はくちょう座)を観察したり、七夕の伝説、織姫と彦星の星座を調べたりと、多くの研究題材を見つけることが出来ます。
組立 天体望遠鏡35倍

透明天球儀と合わせて、こちらのアストロスコープ(天体望遠鏡)も一緒に使用すると天体観察に役立ちます!
通常の天体望遠鏡は安いものでも数万円、高いものだと数十万円しますが、こちらは3000円弱と破格で購入できますので子供の自由研究におススメです。
時計工作ワッツタイム手作りキット

小学生でも自分で組み立てて作ることができる時計手作りキット。
私達の生活に必要不可欠で見近な存在の時計。
時計の中はどのようになっているのか、時計のしくみや役割を工作を通して知ることができます。
難しいところは親に手伝ってもらいながら、自分オリジナルの時計を作ってみましょう。
木工工作キット 手作りログハウス貯金箱

将来は建築家!リアリティ性バツグン、こんなログハウスに住んでみたいなと夢が膨らむ工作キット!
必要な道具は、カッター、はさみ、ノコギリ、色彩道具で、組み立て時間に多少時間がかかりますが、作り終わった時の達成感を十分に味わうことができます。
好きなところに色をつけて自分だけのログハウスを完成させましょう。
ログハウスは貯金箱になっているので、お金もすぐたまっちゃいそうですね!
自由研究図鑑 ~身近な不思議を探検しよう~

知らなかったことを知ることが出来る。好奇心を探求心へと導いてくれる図鑑は、子供にとって一番の宝物。
図鑑で調べる癖をつけると、学習能力が飛躍すると共に、知識が豊富になります。
そんな図鑑は、自由研究を行うのに、とっても役立つアイテム。
自分の興味分野を必ず見つけることができるでしょう。
図鑑でテーマを見つけたら、実際に観察したり実験したりすると、より理解を深めることができますよ!
ドラえもん科学ワールドシリーズ本

上記でも少し触れましたが、ドラえもん科学ワールドシリーズにて、「宇宙の不思議」「地球の不思議」「天気や気象の不思議」「からだと生命の不思議」「宇宙の不思議」などなど。
図鑑がちょっと苦手という方でも、まんが形式でおもしろおかしく書かれているので、まんがを読みながら、自由研究のヒントを見つけることが出来ます。
マンガの内容には、研究手順などもかかれているので、新たな発見はもちろん、知る楽しさ、作る楽しさを知ることが出来ます。大人でも楽しく学ぶことができる1冊です。
1人1人が主役!未来へはばたく研究員になろう

夏休みという貴重な休みを使って行う自由研究は、自分自身で考える力、夢中になる力を育みます。
始めは面倒だな?なんて思っている自由研究もやりだしたら止まらない!
子供が興味をもつテーマをみつけて、好きなこと、得意なことをもっともっと成長させてあげるように、この夏親が万全にサポートしましょう。
自由研究の進め方、テーマで悩んだ時は、是非上記の記事をご参考にして下さいね!

