子育て・ライフ

あなたは出来る?叱らない子育てのための5つの法則

「叱らない」子育て論でおなじみの尾木ママ。
最近はまりTVで見なくなりましたが、尾木ママの叱らない子育て論に賛同するママやパパも結構多い印象でした。

ただ一方で、やっぱり叱らないで育てるのは無理だと思った方も大勢いたみたいです。

そもそも・・・

子供を叱らないとはどういう意味なのか?

意味深い「叱らない子育て」の5つの法則を確認していきましょう。

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叱らない法則(1) 子供自身に考えさせる

叱らない子育てとは、本当に叱らない、何も言わないという訳ではありません。しつけをしていく為には、叱ることも大事でしょう。

ただその叱り方が重要になってきます。

例えば、子供同士が仲良く一緒に遊んでいましたが、急にたたきあいのケンカになったとします。

理由は子供によくあるおもちゃの取り合いです。B君が遊んでいたおもちゃがほしくなり、A君が、おもちゃを取ったので、B君が怒ってA君の頭をたたいたのがケンカの始まりです。

さて、この場合どちらが悪いのでしょうか?

当然叩いたB君は悪いですが、A君にも問題はあります。

この時、A君の親は、B君だけを責める権利はあるでしょうか?

A君側:人に迷惑をかけている B君側:手を出している。

ここで両方の親が頭ごなしに子供を怒っても当人は意味がわからないでしょう。また親同士で解決してしまったら、子供は何事もないままになります。

相手に対して、何をしたのか?何が悪かったのかを子供自身に考えさせ、親が教える必要があります。「子供に教えること」それは親自身の課題でもあります。

このように、叱らないというのは、何もしないと意味ではありません。子供に考えさせるために、親が必要以上のことをしないという意味です。非常に勇気が必要になります。

叱らない法則(2) 親の感情を押し付けない

幼い時に親に怒られた経験がたくさんあると思います。何故怒られなければいけないのか?理不尽に思ったこともあったでしょう。

そのように感じるのは、親の感情が入っているからです。

親に聞きます。子供を叱っている理由は何でしょうか?子供が本当に悪いことをしたからなのか、それとも親の感情で怒っているのか。

「子供が間違って忙しい朝にミルクをこぼしてしまった」「早くしてほしいのに、ぐずぐずしている」「なかなか次の行動に移してくれない」

そんな時、頭ごなしに「何をしているの」「早くして」「何回言わせるの」等々、人格を否定してしまうような言葉を子供にあびせてしまうことはありませんか?

子育ては、自分の思い通りにいかないことの連続です。思い通りに動いてくれる子供は、世の中に誰一人としていません。

子供自身がこうしようとマイペースに考えている時に、大人からそれらの言葉を言われたらどうでしょう。当然子供でも腹が立って、思いとは裏腹のことをしてみたくなります。

親の感情を押し付けず、叱りたい時は、本当に叱るべきところなのかをぐっとこらえながら考えて、自発的に促すようにしていきましょう。

叱らない法則(3) 子供の人格を認める

子供を叱る前に、一呼吸おいてみて下さい。子供が何故、このような行動をとろうとしているのか。もしくは悪いことをしてしまった状況で、何を考えてこういう行動にでたのか?

すぐに怒るのではなく、話を聞くようにしましょう。

子供が感情的になっている場合は、感情を抑えてから、子供の言いぶんに耳を傾けましょう。子供なりの理由が必ずあります。

その理由が正しくない場合は、子供と同じ姿勢で、目線をしっかりあわせながら、時に声に抑揚をつけ、ゆっくりと低い声のトーンで話します。

いつもと違う雰囲気は、子供心に響きます。

子供の考えを真っ向から否定するのではなく、一度は共感し、間違っていたことは正してあげること。

親と子の信頼関係が一番大事です。子供は親のいうことに耳を傾け、親も子供の言うことに耳を傾ける。子供の個性や人格を認めてあげましょう。

叱らない法則(4) 子供の立場になって考えてみる

親自身ができていないことを子供に要求し、果たされなかったことに腹をたててても、子供の心に全然響きません。

そこで、自分はできているのだろうか?と考えてみて下さい。自分ができないことをあーだこーだいっても馬の耳に念仏です。

親が子を理解しているように、子も親のことをよく理解しています。まず叱りそうになったら、子供の立場になって考えてみましょう。

叱らない法則(5) 親自身がゆとりをもつこと

どんなことが起こっても、親自身が常に心にゆとりをもつようにすることが大切です。

毎日毎日忙しい日々をお過ごしだと思いますが、それは子育てをしている方は、皆同じです。落ち着いた心をもって、子供に接していけるように、親自身も努力しましょう!

叱らない子育ては、永遠の課題

親は子供の鏡です。

しかし、完璧な親はいません。同時に完璧な子供もいません。時に子供を叱ってしまい自己嫌悪に陥ったりすることもあるかもしれません。

言い方一つで物事が変わるように、叱り方も言い方の一つです。「叱る=伝え方」を追求していきましょう。

子供が成長していく過程で、自分自身の力で考え、行動できる人間になれるように、親がサポートし、自立へと導いてあげましょう。

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