「うんち出た~~~!!」
家中に息子の叫び声が響き渡りました。
うちの子は2019年4月に入り、幼稚園に通い出した途端にトイレが出来るようになりました。
それでもすでに3歳半を超えてるのでかなり遅い方。
ここまで長い道のりでいつ自分でトイレできるのか不安でした。
このように、いつかは始めなければならないお子さんのトイレトレーニングでお困りの方も多いのではないでしょうか?
前回の記事で、トイレトレーニングの始め時について触れました。
今回は、実際にトイレトレーニングを始める時に出てくる疑問や、実際に始めていく方法を8つの手順という形でまとめてみました。
読み進めることで実際に始めることが出来ますのでお役立てくださいね!
では、順に見ていきましょう。

目次
1. そもそもトイレトレーニングとは

なんとなく「トイレトレーニングした方が良いんでしょ」ぐらいで考えてる方もいると思いますので、まずはトイレトレーニングの意義について触れておきますね!
まず、赤ちゃんは生まれてきてしばらくは自分で排泄の意思も伝えられないし、トイレに行くこともできません。
そのため紙オムツもしくは布オムツで排泄をさせますよね?
それから成長して、徐々にトイレで排泄ができるようにしていくこと、これがトイレトレーニングです。
トレーニングというと、厳しい訓練のように聞こえてしまいますが、お子さんの排泄の習慣を大人がサポートしてあげること、ととらえると良いですね。
もはやお役のお役目の1つとも言えるかもしれません。自分はそんな風に感じました。
2. トイレトレーニングはいつから始めたらいいの?
トイレトレーニングを開始する時期について、
「いつから始めればいいんだろう」
と思っているパパ・ママさんたちも多いようです。
始め時について詳しくは前回の記事を参照してもらいたいのですが、
トイレトレーニングを開始する目安としては、大きく3つあります。
- 自分で歩いてトイレまで行けるくらい、歩きがしっかりしている
- おしっこの間隔が2~3時間あくようになっている(膀胱が発達し、おしっこをためる量が増えた)
- 「おなかすいた」「○○したい」など、言葉やしぐさで自分の思っていることを伝えられるようになった
この3点が揃っていることを目安の1つとして捉えて下さい。
とは言え、この3つが揃っているからと言ってあまり焦らず、お子さんとコミュニケーションをとりながら徐々に始めていくと良さそうです。
3. どの季節に始めるのがいいの?
トイレトレーニングを始める季節も悩ましい問題ですよね。
ずばり・・・
おすすめのスタート時期は、気温が高くなる春先から寒くなる秋前の夏場です。
まさに自分の場合は「今」ですね!グッドタイミング!笑
温かくなる春先に始めるメリットとしては、失敗してお洋服が濡れてしまっても、寒くないので慌ててお着替えさせなくても良いところ。
なので親子ともにゆっくりじっくり取り組めるので焦らなくてすむのが良い点と言えます。
トイレトレーニングとイヤイヤ期

トイレトレーニングを始めようとしているお子さんの中には、すでにイヤイヤ期を迎えている子も少なくないと思います。
特にイヤイヤ期でのトイレトレーニングは親にとって結構労働なのです。
お着替えさせようとしたら「いや~~」とどこかへ行ってしまったり・・・。
お洋服を脱ぐ → 着せる といった単純に思える作業でも、親にとっては少しストレスを感じてしまいがちです。
夏に始めた場合、少しくらいなら裸で過ごさせても冷えないので、お子さんが逃げていっても多少目をつむれるのではないでしょうか。
バタバタ・イライラとしにくいところが、夏に開始するメリットですが、一方で冬場の寒い時期はどうでしょうか?
もちろん、
冬であっても、暖房が効いていればあまり細かいことは考えずにトレーニングもできます。
そう考えると、お子さんに上記にあるような目安が揃ったときが始め時かもしれません。
4. どんなものを使う?おまる?便座?
昔はおまるでの排泄が多かったかと思います。
自分の子供の頃も家にあったのを覚えてます。
現在では洋式トイレが増えているので、洋式トイレの便座に子供用の小さな便座を取り付けるタイプが増えています。
この子供用便座には、多くの種類が販売されています。
お子さんの大好きなキャラクターがついていたり、座る部分が冷たくならないようにふわふわのシートがついていたり、トイレに行くのが楽しくなるような工夫がされています。
お子さんと一緒に選びに行って、気に入ったものをプレゼントしてあげるのも良いですね!
ちなみに筆者の子どもには、おまるも子供用便座もどちらも使っています。
5. パンツはどんなものを選べばいい?
出来れば用意したいのが、トイレトレーニング用の布のトレーニングパンツです。
このトレーニングパンツは、オムツから普通のパンツに替わるまでのトレーニング期に使います。紙オムツよりもお子さんがおしっこでぬれたことを実感しやすくなっています。
このトレーニングパンツには、パンツからおしっこがもれてしまわないように、何層かの生地で作られています。
まず、トイレトレーニングを始めるときは、ズボンが濡れずらい5~6層の厚めのものをオススメします。
トイレでおしっこができるようになって、失敗も少なくなってきたら、2~4層のものに買い換えると良いですね。
布タイプのほかにも紙タイプも販売されていますので、お好みにあわせて試してみてくださいね。
6. トイレに興味をもってもらおう!

トイレトレーニングはトイレに興味を持ってもらうことが重要
トイレトレーニングを始めるためにまずは、トイレに興味をもってもらいましょう。
トイレの絵本を読んであげるのも良いですし、親がしているところを見せるのも興味を持ってもらいやすい方法です。
筆者の場合、私がトイレに行くときは連れ行って、便座にすわり子どもも膝の上に乗せて用をたしていました。
犬やネコが描いてある小さなカレンダーをおいたりして、楽しい雰囲気をつくることも大切です!
興味をもったら、実際にトイレにまたがらせてみましょう。最初はおしっこがでなくても気にせず、トイレに座れたことをほめてあげましょうね。
7. トイレに連れて行くオススメのタイミング
2~3時間に1度こまめにトイレに連れていくのもアリっちゃアリです。
ただ、最初は寝起きに誘うのがオススメらしいです。
寝起きにおむつもしくはパンツが濡れていなければ、おしっこがたくさんたまっているのでトイレでおしっこが出る可能性が高いからです。
一度トイレで出ると、親もお子さんも嬉しくてスムースにトイレにいけるようになるようです!
ただ、内の場合は幼稚園帰りに「出る~~!」と言ってトイレに連れて行ったところ、頑張って出してました。幼稚園で色々と指南してくれてるんでしょう。
とにかく、出たら存分にほめてあげて、「次もトイレで出るといいな」とお子さんに思ってもらうのがポイントですねぇ!
8. トイレトレーニングの注意点

最大の注意点としては親が「オムツをはずさなきゃ」と気負いすぎることです。
やはり、親が気負わずトレーニングに付き合うことが一番重要だと考えられます。子どもは敏感に親の気持ちを受け取っています。
そして、もう1つの注意点は子供の気持ちも大切にするということ。
小さい子供でも子供心に「失敗したら恥ずかしいな」という気持ちは持っているようです。
自分の息子も、お風呂の中で盛大にお漏らししてしまったことがあります。
その時に自分が「あっ!」とビックリしただけで、すっごくバツの悪そうな顔をし大号泣・・・。
別に怒ってもいなかったし、すぐフォローしたのですがやっぱり、子どもにとってもお漏らしはショックな出来事だったのでしょう。
叱ったり、イライラしたりするのは、お子さんのトイレトレーニングに対する気持ちを悪循環させてしまう危険性があります。
できるだけおおらかな気持ちで、「失敗してもいいよ」という態度でお子さんのトイレトレーニングに向き合ってみましょうね。
まとめ
まあ色々書いてきましたが、オムツはずれはいつか必ず成功します!
なので安心して下さい!
小学生になってもオムツ穿いてる子ってほとんどいないじゃないですか。
特殊な事情がない限りは、ですが。汗
なので、「まあそのうちオムツとれるよね」ぐらいの感じで、あまり気負わずお子さんのペースでトイレトレーニングを行ってみてくださいね!
一度失敗してもイライラせずに、「何度かやれば成功するだろう」くらいの心のゆとりがあるとなお良しですね。

