赤ちゃんの浮輪と言えば、最近パパ・ママの間で話題の「スイマーバ(swimava)」
スイマーバは英国で誕生して以来、世界中のベイビー達に愛用されています。
赤ちゃんの初めてのエクササイズを目的としたスイマーバは、赤ちゃんにとってメリットがたくさん。
「スイマーバはお風呂で使える?いつから使う?使用上の注意は?」など、スイマーバに関する知識をまとめました。以下で見ていきましょう。
目次
スイマーバとは?
出典:http://www.dena-ec.com/user/718807/4
スイマーバは、赤ちゃん用の浮輪です。
お腹の中で羊水に浸かっていた赤ちゃんは、水の中はとても気持ちが良いのです。
その時の記憶を呼び起こし、水中でのバランス感覚や心身共の健やかな成長を促すことができるスイマーバは、今や大人気商品です。
ベビースイミングが普及している欧米では、赤ちゃんと一緒にプールでエクササイズ。
もちろんお風呂での使用もOKです。
むしろ日本では、お風呂での使用が人気です。
スイマーバはいつから使用ができる?

スイマーバは、生後1か月から18カ月になるまで使用が可能です。
生後すぐに使用可といっても、まだ首が据わっていない赤ちゃんの使用に抵抗がある方は、首が据わる3~4カ月から使用しているというママが多いようです。
あごがきちんと浮輪の穴の上乗るようにしてからの使用が良いでしょう。
スイマーバの体重制限は11kgまでです。体重の制限を超えて使用すると、体重の重みで沈み、溺れるなどの危険性があるので、使用しないようにしましょう。
スイマーバのメリットは?

首につける浮輪。スポーツ知育用具のメリットを見てみましょう。
安眠効果
お風呂の水の中でプカプカと手足を動かしたりする適度な運動は、身体の筋肉がほぐれ、深い眠りへとつながる安眠効果があります。
授乳後すぐの使用は避け、1日1回、寝る前のお風呂タイムの使用がおススメです。深い眠りで、夜泣きを改善するという効果が期待できます。
身体が丈夫になり、健やかな成長
抵抗力の高い水中エクササイズは、筋肉や運動機能・バランス感覚・心肺機能を高めることができ、身体が丈夫になります。
継続して行うことで、脳の発達にも大きな影響を与え、健やかな成長につながります。
親子の絆が深まる
パパやママが近くで見守りスキンシップを取ることで、愛情が深まり、免疫力の向上や知能(IQ)が高くなる効果があります。
情緒の安定にもつながり、親子の絆がより深まります。
水に対する恐怖心がなくなる
水への恐怖心がでてくるのは1才くらいだと言われています。スイマーバで早くから水に慣れることにより、水に対する恐怖心がなくなります。
成長した時にプールや海へのお出かけが楽しめそうですね。
スイマーバ使用上の注意点とは?
たくさんのメリットがあるスイマーバですが、使用上の注意に気をつけないと、思わぬ事故につながります。
正しい装着をする
スイマーバの装着は意外と難しいんです。説明書によく目を通し、装着の手順に従って行って下さい。くれぐれも開口部の隙間からあごが落ちないように注意しましょう。月齢が小さい赤ちゃんの装着時は、赤ちゃんを支えながら大人2人が付き添って装着するようにしてください。
水温と水深に注意する
水温は、35度前後のぬるめのお湯を使用しましょう。熱すぎてのぼせたり、冷たすぎて風邪を引いたりといったことのないよう温度調節はしっかりと行って下さい。
そして水深は、赤ちゃんの身長にあわせて、足がちょうど底につくぐらいがベストです。浅い水深だと、滑って転倒する可能性があるので注意しましょう。
浮輪の空気量に注意する
空気の量は入れすぎても少なすぎてもNGです。浮輪がパンパンになるまでいっぱいに入れると破損しやすく、装着時に違和感を感じてしまいます。
また空気の量が少なすぎると、装着時に顔がずれてしまうことがあり、大変危険です。空気量は、装着した時の赤ちゃんの首回りに指2本程入るくらいを目安にしましょう。
使用時間
赤ちゃんのエクササイズは、3~5分程度が良いでしょう。慣れてきたら5~10分と徐々に時間を長くして遊ばせても良いです。
始めから長時間の使用はやめましょう。
機嫌の悪い時に無理に使用しようとすると、スイマーバの装着=恐怖というようになってしまいます。様子を見ながら行って下さい。
使用中は目を離さないようにしよう
スイマーバはあくまでもプレスイミング用なので、安全に水に浮いていられる道具ではありません。赤ちゃんを1人でお風呂に浸からせることができるという間違った観念で使用していると、浮輪から抜け落ちてしまい溺れてしまう危険性があります。
写真撮影をする時にも気を付けて、絶対に子供から目を離さないようにしましょう。
スイマーバで赤ちゃんとたくさんコミュニケーションをとろう
赤ちゃんがこの世に生を受けてから、初めて接する外の世界。
スイマーバは、お腹にいた頃の体内記憶を呼び戻し、外の世界への興味や好奇心を引き出します。
使用時には最新の注意を払い、お風呂でパパやママと一緒に使用しましょう。
我が子は、今から5年前、産院で赤ちゃん活動というのがあり、産後2日目にしてスイマーバを使用しました。
一度きりの体験となりましたが、始めは不安や緊張で泣いていたものの、ちょっとするとプカプカ浮きながら寝てしまいました。
今となっては、とても可愛らしく、大事な思い出の一つです。
是非このスイマーバで、赤ちゃん時代の素敵な思い出を作ってもらいたいなと思います。
お風呂の中でたくさんコミュニケーションをとって下さいね。