子育て・ライフ

【体験談】赤ちゃんの湿疹とは?種類は?間違ったスキンケアとは?

赤ちゃんは湿疹などの肌トラブルが起きやすいです。

うちの子も小さいときはかなりお肌トラブルで悩まされました。

それは小さな赤ちゃんのお肌は大人に比べてとても薄くバリア機能が弱いためです。

だけど、できるだけスベスベでキレイなお肌を保ってあげたいのが親心というものですよね。そこで今回は、赤ちゃんの湿疹について詳しく見ていきましょう!

赤ちゃんのカサカサ乾燥肌が心配!スキンケアのポイント4つ 秋から冬にかけて最も乾燥する季節ですが、春から夏でも気になるのが赤ちゃんのお肌の乾燥です。 あんなモチモチに見える赤ちゃんのお肌で...

1.そもそも赤ちゃんの湿疹ってなに?

そもそも赤ちゃんの湿疹とはどのような症状なのでしょうか?

実は皮膚の炎症を全部まとめて湿疹といわれています。

かゆみが主ですがその症状は様々です。

ブツブツ・小さい水泡・赤み・発疹などのジクジクしたものから、粉をふく、かさぶたになる、カサカサしてくるなどの症状があります。

2.小さい赤ちゃんに多い湿疹3つの種類とは?

生まれたばかりの赤ちゃんは特にお肌が敏感で、すぐに湿疹を引き起こします。

ただ、ひとえに湿疹と言ってもその種類は1種類ではありません。こちらでは小さい赤ちゃんに多い湿疹をピックアップします。1つずつ確認していきましょう。

1.新生児ニキビ

生まれて間もない新生児に多いお肌のトラブルです。小さな赤ちゃんはホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌されがちで、その皮脂が毛穴に詰まってしまうことが原因です。

新生児ニキビは、思春期にできるニキビとほぼ同じようなニキビです。赤ちゃんの顔の中でも、おでこやほっぺたなどに多く出てきます。

このニキビに対するケア方法は、大人と同じく、お肌を清潔に保つことが一番の対策です。新生児の赤ちゃんをお風呂に入れるには、まだパパ・ママも慣れていない頃だと思います。

お顔を洗ってあげるときに、恐る恐るサッと洗っていませんか?

もちろん、まだまだ小さい赤ちゃんなので、優しく皮脂・汚れを落としてあげる必要があります。ですが、お顔に石鹸の泡を付けてただ撫でるだけでは、汚れが落ちていないことがあります。

この時に皮膚に残った皮脂や汚れが新生児ニキビを引き起こします。

ですので今、新生児ニキビにお悩みのパパ・ママは、今より少しだけ力を入れて、でも丁寧にそして優しく擦るように洗うと良いのではないでしょうか?日々、皮脂や汚れをキレイにしてあげることで防げますので、今の入浴方法を見直してみましょう。

2.脂漏性湿疹

生後2~3カ月ぐらいまでの赤ちゃんがよく経験するといわれている「脂漏性湿疹」は「新生児ニキビ」と同様に皮脂が過剰に分泌されることが原因でおこります。この湿疹は、頭皮や髪の生えぎわ、まゆ毛などの皮脂腺の多いところにできやすいのが特徴です。

髪の毛の生え際あたりに、クリーム色のかさぶた状のものがべったりとくっついていたらこの脂漏性湿疹です。

この脂漏性湿疹も、新生児ニキビと同様しっかりとお風呂などで洗い、清潔にしてあげることで自然に改善します。

新生児ニキビのケアと少し違う点は、べっとりとくっついたこのかさぶた状のものを剥がしてあげる必要があるところです。

これは、結構しっかりお肌とくっついてしまっているので、少し強めにごしごしと石鹸の泡で洗わなければ落ちません。それでも取れない場合は、オリーブオイルなどを適量かさぶたがあるところに塗り、ふやかすことで、取れやすくなります。

3.接触性皮膚炎(かぶれ)

湿疹とは少し種類が異なりますが、「かぶれ」とは湿疹の中でも、原因となるものが直接皮膚に接触しておこった皮膚の炎症のことをいいます。赤ちゃんにとって一番身近なのが、オムツかぶれです。

おしっこやうんちから発生するアンモニアなどの原因物質が、おしりと長時間くっつくことで発生します。

オムツのあたる部分だけが真っ赤になるので、すぐに発見できます。これはこまめなオムツ替えや、シャワーで汚れを落とすなど、清潔にすることで予防・改善することができます。

その他のかぶれの原因には、よだれや汗があげられます。オムツかぶれと同様にそのままにしておくと、お口周りや背中などがぶれてしまうことがあります。

こちらも清潔に保つことで、予防・改善できます。ただし、どれが原因でも、ひどくなった場合は軟膏などで治す必要が出てきますので、医師に診察してもらいましょうね。

3.もしかしてこの湿疹ってアトピーなの!?

湿疹が出ることが多かったり、長引いたりすると、「うちの子もしかしてアトピーなんじゃないかな?」と不安・疑問に思われる方も多いと思います。

しかし低月齢のお子さんの場合、上記のような肌トラブルがおきやすく、アトピー性皮膚炎との区別がむずかしい時期です。

アトピーかどうかは、しばらく様子を見ないと判断できないことが多いのです。

通常乳幼児の場合、湿疹が2ヶ月以上続くときは、アトピーを疑います。

その際は小児科よりも皮膚科で相談すると良いでしょう。

4.【体験談】赤ちゃんのスキンケアでやりがちな落とし穴とは

いつまでもむきたてのたまごの様なお肌でいてほしい・・・多くのパパ・ママはそのように願っていることと思います。

そのために、こまめに汚れを落としてあげたり、スキンケアに時間をさいてあげたり、様々な努力をされていらっしゃるのではないでしょうか?

しかし赤ちゃんのスキンケアで、思わぬ落とし穴があることはご存知でしょうか?

赤ちゃんのお肌が乾燥してるというのは思い込み?!

赤ちゃんのお肌は常に乾燥していると思っていませんか?

小さい赤ちゃんは意外と皮脂が多く、常に乾燥しているわけではないのです。もちろん赤ちゃんそれぞれにお肌の状態は異なりますので一概には言えませんが。

ただ、もし仮に乾燥していないのに保湿スキンケアをしてしまうと、それがかえって湿疹の原因となってしまうことがあるのです!

良かれと思ってやったことが、湿疹の原因となってしまうと、親としてはガックリきてしまいますよね。

自分も子どもにローションなどを塗ってあげていたら、見事に湿疹となってしまいました。

これを防ぐためには、しっかりとお子さんのお肌の状態を観察する必要があります。あまり乾燥していないのであれば、それほど保湿は必要ありません。

何事も過度に行ってしまわないように、日頃から注意深く観察してあげましょうね。

まとめ

赤ちゃんのお肌は敏感ですので、毎日すべすべのお肌を保つのは、なかなか難しいことです。

しかし、パパ・ママがちょっとだけ気をつけてあげるだけで、お肌のトラブルを防ぐことができます。毎日バタバタの子育てで大変だと思いますので、出来る範囲で気にかけてあげてくださいね。

実は、赤ちゃんも便秘が原因で肌荒れするといわれています。お肌は腸の鏡と呼ばれるくらいですので、もし心当たりがある方はこちらの記事もお読みください。

赤ちゃんのよだれはいつまで?止まらない原因と5つの対策法 うちのこ3歳になってもまだよだれ出ます。これっていつまで続くんですかね?笑 よく「よだれが良く出る子は健康的!」なんて言われますが...
赤ちゃんに適した日焼け止めの選び方と注意点&オススメ7商品 日焼けは太陽の光の波長に含まれる紫外線(UV)が原因です。 シミ・しわ・たるみを引き起こし「老け顔」の原因になるため、女性に限らず...
あなたにオススメの記事