子供の頃、憧れませんでした?
絶対音感。
「カッコ良いなぁ。すごいなぁ。」と思ったのを覚えてます。
音楽を聴いただけで楽譜を見なくても頭の中で楽譜が浮かんでピアノが弾けてしまう絶対音感
あなたは、そんな能力が自分にあったらカッコ良いなぁ~なんて思ったことありませんか?
我が子にもこんな才能があれば良いなぁ…って思っているママさん、パパさん!
実は絶対音感はトレーニングでお子さんに身に付けさせることができるかもしれないのです!
自分には音楽の才能がないから子供にもないだろうな…なんて考えは捨てて、ちょっと挑戦してみませんか?

目次
1. 絶対音感の体得のためにまずは音を楽しむ環境を

絶対音感を我が子に身に付けさせてあげたい!
という思いが先走り、赤ちゃんの頃から「これが”ド”の音だよ」「これが”レ”の音だよ」と必死に語り掛けて自己流のトレーニングを赤ちゃんに押し付けるのは間違っています。音階を知らなければ言葉の理解もできない赤ちゃんがどうやって理解するのでしょう?
赤ちゃんの頃の段階ではいろんな楽器や音、音楽に触れさせてあげ、それを一緒に楽しむ環境を作ってあげましょう!
2. おもちゃの楽器より本物の音の方がいい

おもちゃの楽器は音楽に興味を惹かせる道具にはなりますが、絶対音感の習得には不向きです。
なぜなら、あくまでおもちゃなので若干調律がずれていることがあるからです。
絶対音感を身に付けさせるのならしっかりと調律された本物の音を聴かせてあげるのが良いでしょう。
3. 絶対音感を身に付けさせたかったら6歳までが勝負!?

「とりあえず音楽に興味を持たせよう!一緒に楽しもう!」と考えて、早くから音楽に触れさせているのにもかかわらず、なかなか音感が育ってる感じがしない・・・。
残念ながら、ただ音楽を楽しむだけでは絶対音感は身に付きません。
絶対音感を身に付けさせるには個人差はありますが6歳までが勝負と言われています。
赤ちゃんは自分で理解しているわけではありませんが、音の区別をする能力を持っています。
ただそういった能力は成長していく過程で必要ないと脳が判断すれば失われていきます。
逆に言えば、脳にその能力は必要であると思わせれば良いのです。
しかし、その感覚は自然と5歳位を境になくなってしまいます。
そのため、絶対音感を身に付けさせるには6歳までのトレーニングが重要なのです。
4. トレーニングはゲーム感覚で音当てクイズ

赤ちゃんの頃は音や音楽を楽しみ、ある程度言葉がわかるようになってきたからトレーニングを始めようと次のステップへと張り切るお母さんもいるでしょう。
でもちょっと待ってください!
トレーニングだからと親が必死に音階を覚えさせようと努力をしても、子供の集中力は続きません。
楽しくないものに興味が向きづらいのが子供です。
今まで楽しんでいた音楽が、いざ”訓練”というカテゴリーに入った途端に音や音楽に対する興味が失われるケースも珍しくありません。
トレーニングへと次のステップに張り切るのもわかりますが子供の気持ちを考え、興味を失わせないように楽しませながら音階を学びましょう。
また、調律のとれた本物のピアノの音を聞かせて「今の音はなんでしょう?」とゲーム感覚で音当てクイズをやると集中力も養われるうえに楽しくゲーム感覚でトレーニングができます。
5. 童謡を歌う時はドレミで歌う
音階を勉強するのに手っ取り早いのがこの方法です。
童謡を歌う時、ドレミで歌ってみましょう。耳で聴くだけに比べて自分で歌うことでどれがどの音なのか身に付くスピードが違います。
最初は使っている音階の幅が狭い曲から挑戦し、徐々に音階の幅を広げていくと良いです!
6. 音楽教室を利用する
毎日のようにトレーニングをしてもなかなか絶対音感が身に付かない…と途方に暮れる方もいるでしょう。絶対音感はそう簡単に身に付くものではありません。
だからと言ってゆっくりやっていてはあっという間に6歳の期限が来てしまうことも…そんなときはプロに学びましょう!
音楽教室では絶対音感を身に付けさせることが目的のコースもあります。
絶対音感の能力を最大限に引き出してくれるような、その時、その子供に合わせた適切なトレーニングを楽しく行ってくれるプロに任せた方が効果的です。
もし本当に子供に絶対音感を習得させたいなら、お近くの音楽教室に問い合わせてみるのが良いでしょう。
まとめ
子供の絶対音感って、よっぽどガチで子供に音楽をやらせたいご家庭以外ではそこまで必要じゃないと思います。
また絶対音感を持つことで日常で聞こえてくる歌や音楽、しまいには雑音さえ音階に聞こえると言います。(自分はまったくその感覚分かりませんけど。笑)
そういった意味で「後戻りできなくなる」感じがあるということも忘れないでください。
子供に絶対音感を習得させて、後々感謝されるか、恨まれるか。
さすがに恨まれはしないと思いますけど、どうか親のエゴだけで子供に無理強いさせることだけはないように、お願いします。
ということで、本日は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!

