「男の子は育てにくい」なんて言われることもありますが、そんなことはありません。
私の子も男の子ですが、そこまで育てづらさを感じたことはありません。
ただ、やっぱり世間的に言われているように、落ち着きがなく少々乱暴です。でも甘えん坊。笑
そんな男の子は、生まれた時から女の子とは違った特徴があります。
パパは同じ男として、ママは女だけに「自分とは違う」なんて思ってしまうこともあるようですが・・・
男の子のパパやママとして、今回は、男の子を育てる上で大切なポイントと男の子ならではの特徴をご紹介します。
目次
男女の違いから見える男の子の特徴とは
男の子を育てる上でとにかく大変なところは、「猪突猛進」なところではないでしょうか?
力が強く動きが激しい。言って聞かせてもすぐ忘れてしまう・・なんてこともしばしば。そんな困ったを解決する鍵!男の子特有の特徴をみてみましょう。
特徴1. 甘えん坊
男の子が甘えん坊なのは、精神発達が遅いからだと言えるでしょう。
男の子は赤ちゃんの時から人より物に興味を示すことが多く、生活面はすべて親にまかせっぱなしということがほとんどです。
甘えたい時には、たくさん甘えさせてあげて、親子の信頼関係を築いて下さい。
特徴2. 活発で攻撃的
実は男の子はママのお腹の中にいる時から活発で攻撃的な傾向があるようです。
男の子の方が胎動が早い、よく動くと言われる理由は、精巣から分泌される男性ホルモンの影響にあります。
産まれた時から、骨格ががっしりとしていて、筋肉質なので、ちょっと叩かれても痛い。パワーを発散させる為に、たくさん運動をさせて下さい。
特徴3. 空想世界が好き
男の子は、ロボットや乗り物、機械いじりや戦隊ごっこが好きです。
うちの子も仮面ライダーやシンカリオンなど戦隊モノ、電車・新幹線など大好きです。
このように対物思考が強い男の子は、女の子でいうおままごとや人形などの日常を再現した遊びにはあまり興味がありません。
男の子の脳はシステム的な脳の構造をしている為、空想世界を好む傾向にあります。
高いところに上ったり、飛び降りたり、目を離すと危ない行動をしてしまうのも男の子の特徴です。
命に関わるような危険なこと以外は、なるべくたくさん身体を使った体験をさせてあげたいところですね。
特徴4. 言葉の発達が遅い?!
男の子の脳は、数学・物理学・工学的な分野に優れている為、女の子に比べると言語の発達はやや遅めです。
おしゃべりするより、動きまわったり、遊ぶ方が先なので、親の言うことはあまり聞いていないのかもしれません。
うちの子はベビーサインという、言葉がわからなくてもパパやママと意思疎通のできるツールをやっていたので、さらに言葉の習得が遅く、ちゃんと話し始めたのは2歳になる直前ぐらいだったように記憶してます。
一方で、友人の子供は女の子でしたが、1歳をちょっとすぎたくらいには、「まーまー」とか「ぱーぱー」と喋り出したと教えてくれました。
このように男の子と女の子で、話始める時期にも傾向があるように感じます。
特徴5. 男の子特有の匂いがある
男の子の身体は、赤ちゃんであっても男性ホルモンが働いています。
そのため、男の子特有の匂いがあります。
ホルモンの分泌により、女の子よりも汗の量が多く、皮脂が多いのが特徴です。
特に夏場は、汗が乾くと酸化して加齢臭っぽい臭いを発することもあるでしょう。
そんな男の子の匂いにはまってしまうパパやママも多いのでは?笑
この匂いが2歳過ぎるとだんだんなくなっていくんですよね・・・寂しい。涙
男の子の子育てで大切にしたい事とは?
男の子や女の子を問わず、特に0歳~5歳はその子の発育や成長を考えた時に非常に重要な時期です。
さらに小学生へと成長する過程は、子供の個性や自主性が形成される大事な時期となります。
ここからは親子の信頼関係を深める為に子育てにおいて大切にしたいポイントを見ていきましょう。
1. 親子のスキンシップを大事にしよう
子供は性別問わずに親の愛情を必要としています。
その中でも男の子は甘えん坊。ママだけでなくパパの愛情も非常に重要です!
小さい時はもちろんのこと、小学生以降になってからも抱っこやハグ・手をつないだり、頭をなでたりなどのスキンシップをたくさんとるようにしましょう。
時には、言葉で表現してあげることも大事です。
2. 子供の話を聞いてあげるようにしよう
仕事をしていたり、家事をして毎日忙しいパパ・ママも少なくないでしょう。
子供はそんな忙しい姿のパパやママの姿を見ています。
ですが大人と違い理性的ではなく本能的なので、やっぱりかまってほしいのです。
子供が、話かけてきたときには、「ちょっと待って」という言葉を返してしまいがちですが後でも先でもどちらでもかまいませんのでコミュニケーションをとってあげたいですね。
忙しい手を止めて、子供の目をみながら、しっかりと話しを聞いてあげるようにすると、意思疎通が図れて子供も安心し絆も深まるでしょう。
そして子供自身も自分自身の思っていることや感じたことを話すことによって、会話の表現力が広がります。
親子のコミュニケーションは、社会生活につながるので、大事にしていきましょう。
3. たくさん褒めてあげよう
男の子は褒めて伸びるタイプです!笑 きっと!笑
うちの子供も「絵が上手だね!」「工作うまいね!やば!」とか言うとめちゃ嬉しそうに「へへん!!」っていう顔してます。笑
そんな褒め上手はきっと成長にも貢献してくれるはず。
男の子に限った話ではありませんが、男の子は特に認められたい要求が強いのです。
たくさん褒めて、自信をもたせてあげましょう。
これからの時代は何か1つのことに特化している子の方が生きやすい時代になってきます。個性を伸ばすような褒め方を実践してみるときっと明るい未来につながるのではないかなと感じます。
4. 自主性を育てるようにしよう
男の子は特に好奇心が旺盛です。
小さなうちは、パパやママが口出しをしてやらせることもありますが、自分からやりたいと言い出したことは、責任をもって何でもやらせるようにしましょう。
失敗してもすぐに手を差し伸べることはせず、影から見守るようにしましょう。そうすることで、自主性がどんどん育ちます。
くれぐれも「あれダメ」「これダメ」と行動を制限しないことです。「ダメ」という言葉が子供の主体性や自主性を削いでしまうことになり、子供の自立を妨げる大きな原因となります。
5. 身体を精一杯使って遊ばせよう
活発に動くことが好きな男の子は、身体を思いっきり動かすことでストレス発散が出来ます。
エネルギーに溢れている子供の相手をするのは、疲れてしまいますが、一緒に身体を動かすことで家族としての共同体感覚が養われていきます。
ママなら縄跳びとか、フラフープなど女性に流行った遊びを、パパならキャッチボールやサッカーなどして遊ぶとコミュニケーションも取れてとても楽しいですよね!
身体というのは使うことで洗練されていくもの。子供が将来を通して自分の人生を全うするために行動をしていく器ですから、小さい頃から丁寧に創り上げていきたいところですね。
そのためには身体を動かすという物理的な現象が必要不可欠です。スマホやタブレットなどでYoutubeばかり観ている場合は要注意です。
外に引っ張り出して一緒に遊んであげましょう!
6. 干渉しすぎないようにしよう
これは自分も氣を付けたいこと。
子供に干渉しすぎ、また頭ごなしにガミガミうるさくいうと、子供の大切な自尊心を傷つけてしまうことにつながります。
できる限り子供の主体性を尊重して、行動を抑制しないようにしたいですね。
そんな中で万が一、子供が悪さををしてたら自己肯定感につながるような声かけをしてあげつつ、「それはやってはダメだよ。」と丁寧に伝えてあげます。
なぜダメなのか。次はどうすればより良くなるのかを伝えます。
男の子の子育てはとっても楽しい!子供のよき理解者になろう
男の子はとても単純で、素直です。自分も男だから!笑
だからこそ可愛く、愛おしいものです。
ただ、男の子の天真爛漫さゆえに何を考えているかわからない時やいうことを聞かなかったりして、親を困らせることもあるでしょう。
子育ての壁にぶつかることが何回もあるかと思いますが、諦めずに愛情をもって接していくことで、立派に成長し頼りになる存在になります。
家族の絆を確かなものとして、楽しみながら子育てをしていきたいですね!
自戒を込めて・・・