子育て・ライフ

産前からできる母乳育児の準備と対策を9つご紹介

産後に多くのママが抱える問題「母乳育児」。

母乳の出が悪い

赤ちゃんがうまく吸ってくれない

など、問題は様々です。

れいくん
れいくん
実際に私の妻も産後の授乳で苦労してました。
子供が上手く吸ってくれずに乳腺炎になってしまい、すごく痛そうで可哀想でした。

また、なかなか母乳が出ないという悩みも本当に多く聞きます。

「出産したら母乳はスムーズに出るもの」という見解が間違っていた、なんてことに産後になってようやく気がつくママも多いんです。

ここでは、産後の母乳育児の悩みを少しでも軽減するために、出産前から出来ることを9つご紹介します。

完全母乳(完母)にしたいママもミルクと半々をお考えのママも必見です。

母乳育児のために妊娠中からやっておくことべき9つのこと

母乳は赤ちゃんの成長にとって欠かせない栄養源です。

そして産後の授乳をスムースにするためにも妊娠中からの準備がとっても重要です。

それでは、産前にやっておくべき準備を9つ順番にみていきましょう。

1. 乳首の形をチェックしよう

乳首の形によって、赤ちゃんが飲みやすいか、飲みにくいのか。妊娠中期になったら調べてみましょう。

乳首の形は大きく分けて3種類「扁平乳頭」「陥没乳頭」「通常乳頭(通常の形)」です。

一番飲みやすい形は通常乳頭で、長さが1cm程度の柔らかい形をしています。
扁平(へんぺい)乳頭や陥没乳頭の方は、マッサージ等をして飲みやすいように整える必要があります。

乳頭を吸いだしてくれる乳頭吸引器やニップルフォーマーなど市販で売っている母乳対策グッズがあります。

2. 乳房・乳頭マッサージ

産院でも指導を受けますが、母乳育児において一番大事なことです。

マッサージをしているかしていないかで、初期段階での母乳育児に影響します。

乳頭マッサージは、母乳の出を良くする他に、吸い傷や裂傷防止といった効果があります。入浴前・入浴中・入浴後、自分の一番リラックスできる時間を見つけて、マッサージを行って下さい。

3. 授乳グッズを準備しておく

妊娠中期に入ったら、そろそろベビー用品の準備を始める頃ですね。

母乳育児にすると堅い意思を持っている方も、哺乳瓶2~3本と哺乳瓶用消毒器は用意しておくようにしましょう。

いざという時やママが外出しなければいけない時に、使用する可能性があります。また、授乳を他の方に頼む場合や、乳首のトラブル等が起きた時に、さく乳機1台あると便利です。

4. いざという時の相談相手を見つけておく

母乳育児の悩みや乳腺炎のトラブル等、育ててみて始めて直面する出来事も多いもの。

そんないざという時の為にあたふたしないように、出産前から、信頼できる医師や看護師・助産婦さんを見つけておきましょう。

家の近くに「おっぱい外来」がある場合は、そこで指導を受けるのも良いでしょう。

5. 身体の血行を良くする

母乳は血液から作られる為、体内の血流が悪いと、母乳の出も悪くなります。

妊娠中から身体を冷やさないように、軽い運動やストレッチ、ウォーキングなどを心掛けましょう。

そして食事に関しても、身体があたたまる食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
特に冬場は、手足の末端やお腹を冷やさないように注意して過ごして下さい。

6. 水分を多く摂るようにする

成人女性が1日に必要な水分量目安は、約2L~2.5Lです。
当然ですが母乳育児時にはこれ以上の水分量が必要になると考えられます。

ですので、産前からしっかりと水分を摂る習慣をつけておきましょう。

気をつけるべき点は、身体を冷やす飲料は避けることです。
なるべく常温のミネラルウォーターやお茶、スープを飲むようにしましょう。

「たんぽぽ茶」は母乳の出がよくなると評判なのでオススメです。

7. 身体をしめつけない下着を着用する

妊娠初期から後期にかけて、徐々に乳腺が発達します。

乳腺の発達を邪魔しない為にも、サイズのあわなくなった下着の使用は即止め、マタニティーブラジャーを着用するようにしましょう。

産前産後兼用・授乳対応で長く使用できるタイプもあります。

8. 乳腺がつまりづらい食事を心がける

妊娠後期に入ったら、乳線がつまりやすい脂肪分・糖分・乳製品の食品はなるべく避け、鉄分やビタミン類を多く含む野菜類を多く摂るようにしましょう。

そのほかにも妻の場合は、お餅や小麦食品を食べるとつまりやすくなるという事で、パスタやパンは控えてました。

基本的には、お米・肉・魚・卵・海藻類・果物等の栄養の摂れた献立を考え、1日3食きちんとした食事を摂って下さい。

9. ストレス発散方法を見つけておく

ストレスは、母乳の分泌を抑えてしまい、母乳の出が悪くなる原因になります。産後の育児ストレスを感じた時のストレス発散方法やリラックスできる方法を見つけておきましょう。

補足ですが、睡眠不足にもお気をつけ下さい。

母乳ケアで、産後に備えよう

女性の身体は、妊娠から出産までの10ヶ月間、お腹の中で赤ちゃんを育て、産後は母親の母乳で産まれてきた赤ちゃんを育てます。

当たり前かのような一連の流れですが、考えたらとっても神秘的ですね。

母乳は、ママにとっても赤ちゃんにとっても良いメリットがたくさんあります。

これから初出産を迎える方。一人目は母乳育児を断念してしまったという方。

妊娠中からの母乳ケアで、産後の母乳育児がスムーズになりますように!

今回のこの記事をご参考にしていただけると嬉しいです。

 

あなたにオススメの記事