里帰り出産って憧れる人が多いようですね。
自分の妻は自宅の近くの病院で出産したのですが、妻の友人の中には里帰りして出産してる子もいたらしいです。
里帰り出産は、生まれ育った環境・両親がそばにいるという心強いサポートがあり、穏やかな気持ちで出産を迎えることができるといいます。
ただ、その一方で自分のライフスタイルや環境が変わる分、不便なこともでてくるみたいです。
もし里帰り出産を考えているなら、出産間近になって慌てないためにも、里帰り出産をする前に知るべき知識とメリット・デメリットをしっかりと把握しておきましょう。
目次
里帰り出産をする前に知っておくべき7つのことは?
妊娠が発覚してから出産までの間は、長いようであっという間に訪れます。
出産はまだまだ先だからとゆっくりしていると、やらなければいけないことが一気に押し寄せてしまうので気をつけましょう!
1. 里帰り中のご主人の状況
里帰りする間は、家をあけることになります。
その間、忙しいご主人は自分で家事等をこなさないといけません。
夫婦で話し合って、お互いが里帰り出産に承諾したら、時期を決めて準備を始めましょう。
中には、僕の家庭のようにご主人が出産に立ち会いたいと考えているケースもありますので、後で「立ち会いたかったなぁ」という遺恨を残さないためにもしっかりと話し合いましょう。
2. 里帰り先の産婦人科について
里帰りする実家近くの産婦人科をよく調べておきましょう。
特に、出産方法や出産環境、実家から病院までの距離などはしっかりと事前に調べる必要があります。
それから人気の産婦人科は、里帰り出産の受け入れが難しい場合がありますので、
里帰り出産を受け入れてくれるかどうか、あらかじめ電話やメールなどで確認しておきましょう。
3. 現在通っている産婦人科への報告
妊娠検診時に、担当医師に里帰り出産の意向を話しましょう。
里帰り出産をする産婦人科に行く前に、医師からの紹介状が必要です。
母子手帳だけの情報では、簡単な内容しかかかれていないので、把握できません。紹介状には、妊娠中の検査内容(血液検査等)や、エコー写真、患者の特異事項等が書かれています。
紹介状があると、受け入れ先でスムーズに対応してくれるでしょう。里帰りの日時が決定したら、早めに現在の医師に伝えて下さい。
4. 里帰り先の産婦人科への受診
分娩予約をする前に一度診察を受ける必要があります。
その際に、産婦人科のシステムや出産方法、出産時に必要なもの等を聞いておきましょう。そして、自身の身体のことで心配なことがあれば、予め医師に伝えておくと良いと思います。
産婦人科により分娩予約時期はさまざまですが、だいたい20週目前後までに予約を入れておかなければなりません。
診察を受けた後、分娩予約を希望する場合は、予約金が必要になります。準備をしておきましょう。
5. 里帰り出産の際はお礼金を用意する
実家に帰省して、赤ちゃんや自分の身の回りのお世話をしてもらったお礼として、現金でお礼をするのが一般的です。
相場は、1ヶ月2~3万円程度です。
ご両親が受け取ってくれない場合は、両親の好きな手土産を渡しましょう。
お礼金は、出産前に渡すのが良いです。出産時にかかる費用や生活に必要なもの、帰る時の交通費等を含めて、だいたいの予算の目処をたてておきましょう。
6. 里帰り中のベビー用品について
赤ちゃんを迎える準備に必要なベビーベッド・寝具・ベビーバス等を用意しておきましょう。
主に用意しておくと便利なアイテムは次の通りです。
- ベビーベッド(お布団)
- ドーナッツ型の枕
- おくるみ(洗い替え2、3枚)
- ベビー用の洗濯洗剤
- ベビーオムツ
- お尻拭き
- 乳児用の哺乳瓶
- 沐浴用のベビーバス
- 沐浴用のベビーソープ
里帰り中の短期の間であれば、レンタルで十分だと思います。早めに予約しておきましょう。
もし可能であればご両親などに伝えて、近所の知人に借りてもらえるように頼むのも良いかもしれません。
7. 後期に入ったら帰省するように
ぎりぎりに里帰りするのではなく、後期に入った妊娠8~9ヶ月頃には帰省して、出産に向けて環境を整えておきましょう。
「住めば都」
結婚前まで住んでいた場所でも、現在の住まいから実家へ少し長く帰省となると、なかなか元の生活に慣れないことがあると思います。
出産前に環境に慣れておくことが大事です。
里帰り出産のメリット&デメリット
里帰り出産をするにあたって、メリットもあればデメリットもあります。それぞれについて見ていきます。
里帰り出産のメリット
親が近くにいてくれるので、出産から産後のサポート面において、精神的に安定できる点が最大のメリットです。
やはり出産は何度迎えても不安なものです。2人目の方は上の子が心配でしょう。そんな時、親がいてくれると上の子の面倒を見てくれたりするのでとても安心です。
家事や育児の大先輩が近くにいると思うだけで、心強くリラックスしてお産を迎えることができます。
里帰り出産のデメリット
里帰りの場所が遠い場合、パパや親しい友人に会えない寂しさがあります。また産後に、パパは、なかなか自分の子供を抱くことができません。
家族が離れ離れになっているという点で、不安を感じる方もいるでしょう。
他にも、実家の家族とのライフスタイルの違いや帰省中の往復交通費・病院の初診料・ベビー用品のレンタル代・生活費等のお金が余計にかかる点もあげられます。
まとめ
里帰り出産は、出産前の準備が大切です。
帰省して出産を望んでいる場合、今回ご紹介した段取りを念頭に入れてから、里帰りをするかしないかを決めましょう。
里帰り出産が無理だという方も、産前・産後の行政サポートもあります。
一人で頑張ろうとせず、お産は周囲に頼りながらリラックスして迎えて下さいね。
