最近あなたはいつ「しゃっくり」をしたか覚えていますか?大人になると、人によりますが、その頻度はそこまで多くないですよね?
ただ、子育て経験者の方は分かると思いますが、赤ちゃんは結構多いんです!
「うちの子頻繁にしゃっくりしてるけど、これって大丈夫なの!?」
このように心配になる方もいらっしゃるかと思います。
筆者の子供も低月齢のころ、結構頻繁にありました。と同時に、なかなか止まらなくて心配になったことも多くあります。
今回は、赤ちゃんのしゃっくりとその止め方を6つご紹介します。

目次
厳選!赤ちゃんのしゃっくりの上手な止め方6選

こちらでは赤ちゃんのしゃっくりを上手に止める具体的な方法を6つご紹介します。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.ミルクや母乳、ぬるめの白湯を与える
大人の場合でも、しゃっくりが出た時に水分を取ると治ることがありますよね?これと同じ要領なのですが、赤ちゃんの場合でも白湯・お茶などの水分を摂らせることは有効です。
ただ、新生児の場合、白湯・お茶をあげることは難しいかと思いますので、ミルクにしてあげましょう。
ミルクがしゃっくりの原因だけど、止める方法でもあるとは少し変な感じですよね。
2.背中を軽くトントンしたり背中をさする(変化を付けて)
背中を軽くトントンしたり、さすってあげると不思議としゃっくりが止まっていることが多いです。実際にトントンやスリスリが横隔膜の痙攣を抑える効果があるとも言われていたりします。
もし、いつも通りトントンしてみたりさすってあげたりしてもしゃっくりが止まらない場合は、変化を付けてあげると止まりやすい印象です。
トントンなら、トントトトン、トトトン・・・みたいな感じ?
背中のさすり方もスリスリスリスリ・・・ってずっと一定のリズムじゃなくて、スリスリ、ススリススリスリ・・・みたいな感じ?
ちゃんと伝わってるかな?笑
ともかく僕の場合だと、経験則でいくと止まることが多かった方法がこれです。
3.ミルクや母乳を与えた後はゲップさせてあげる

ミルクや母乳を与えた授乳後に抱っこしながら背中を軽くトントンすることで赤ちゃんのゲップをうながします。こうすることでしゃっくりが止まりやすくなります。
なかなかゲップしない時は少し抱っこの仕方を変えて背中をトントンするとゲップしやすくなるようです。
4.うつぶせにしてみる
仰向けに寝かせても止まるという声もありますが、経験上うつぶせにしてあげた方が止まりやすい感じがします。
低月齢の乳児だと窒息してしまう危険性があるので絶対に目を離さないように注意が必要です。
うつぶせにしてあげると首を必死に上げようと頑張ります。しばらくして気づくとしゃっくりが止まっていることが多かったです。
5.体を温めてあげる
体をおくるみなどで優しくつつんであげて抱っこしてみましょう。体の冷えが改善されてくると、自然にしゃっくりも止まってくるかと思います。
暖めたタオルで横隔膜があるみぞおちを優しく暖めてあげるのも、冷えからくるしゃっくりに効果的のようです。ただし、熱すぎないように気をつけてくださいね!
6.オムツを変えてあげる

赤ちゃんはまだまだ膀胱が小さいので、ちょこちょこと頻繁におしっこをします。紙オムツの場合、おしっこで濡れていても赤ちゃんは気持ち悪いと感じにくいんです。
そのため、大人が気づいたらオムツがおしっこでパンパンだったということもよくあると思います。
このオムツにたまったおしっこで体が冷えてしまうとしゃっくりが止まりづらくなります。オムツを取り替えてあげることで自然としゃっくりが止まることもあります。
またこまめにオムツを取り換えることで予防にもなりますので覚えておくと良いでしょう。
そもそも赤ちゃんのしゃっくりって何故おきるの?

しゃっくりは、横隔膜がけいれんすることで起こる現象で、赤ちゃんから大人まで誰でもおこります。
私たちも経験がありますが、ほとんどの場合いつの間にか終わっていることが多いですよね。
胎児の頃からママのお腹の中でしゃっくりしてる?!
実は、赤ちゃんがママのお腹にいる胎児のときから始まっています!
胎児がしゃっくりする理由は正確なことは分かってないようですが、肺呼吸の練習をしたり、体内に入ってきた異物などを横隔膜を使って体外に出しているとも言わているようです。
妊婦検診のときのエコーで、赤ちゃんがしゃっくりしている様子が見えることもあります。
更にお腹の中で赤ちゃんがしゃっくりしているのを、胎動で感じることもあります。
筆者も妊娠時には、一定のリズムでピクピクっと動くので「これがそうかな?」とわかりました。足などで蹴っている胎動とは違う胎動でした。
まだまだ小さいのに、お腹の中でピクピク動くので、なんだか微笑ましい感じもします。
ただ、生まれてきた赤ちゃんのリアルなしゃっくりは、なかなか止まらなかったりして見てて心配してしまいます。
なぜ?新生児期のしゃっくりのあまりの多さに驚く

では何故新生児のしゃっくりが多いのでしょうか?
それは赤ちゃんの横隔膜はまだまだ成長途中なので、ちょっとしたきっかけで横隔膜が痙攣(けいれん)を起こしてしまうからです。
新生児などの低月齢の赤ちゃんだけでなく、一歳未満の赤ちゃんは頻繁に起きやすいようです。
では、横隔膜の痙攣(けいれん)は何故起きてしまうのでしょうか?
横隔膜の痙攣(けいれん)がおきる2つの原因
①ミルクによる刺激
赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲むと、胃や食道が活発に働きます。この動きが赤ちゃんの横隔膜を刺激することによって、簡単にけいれんしてしまうのです。
②体が冷えている
赤ちゃんはオムツが濡れていると、ダイレクトに体まで冷えてしまいます。この冷えが、横隔膜を刺激するとされています。
まとめ
僕の子どもも低月齢のときは、一日に何回もしゃっくりが起きていました。
なので、かなり心配になりネットで調べたりしたり親に相談したりしていました。
それでも、ネットや親からの情報で「赤ちゃんはしゃっくり多めなのが普通です」と言われてたので、そこまで心配しなくなりました。
実際、うちの子供の場合1歳ぐらいになると既にしゃっくりの回数はかなり減りほとんどみられなくなりました。
赤ちゃん本人はしゃっくりをすること自体に、大して苦痛を感じているわけではないようなので、あまり氣にしなくても大丈夫ですよ。

