赤ちゃんは良く風邪をひいたり熱がでたり、体調管理が難しいですよね。
うちの息子は小さいときは全然熱とか出なかったんですが、突発性発疹の時に、めっちゃ熱出て41度ぐらいまでいったんですよ。その時に、まさかの熱痙攣(けいれん)して救急車で搬送されるという・・
熱痙攣自体は結構あるみたいなんですが、妻と義理の母がその時慌てちゃって、救急車を呼ぶことになったんです。まあ、熱痙攣してる息子がマジで「死ぬんじゃないか?」ぐらいやばい震え方だったので、氣持ちはお察しください。
ということで
「赤ちゃんが熱出した~!」と慌てないためには事前の知識が大切です。
今回は赤ちゃんの熱について事前にしっておきたいポイントを5つにまとめましたのでご笑覧ください!

目次
1.赤ちゃんの平熱・発熱って何度くらい?

赤ちゃんの平熱は大人よりも高めの場合が多いです。そして、赤ちゃんによっても平熱は違ってきますし、計る時間帯によっても変わってきます。
赤ちゃんが熱を出しているかどうかは、普段の平熱がわからないことには判断できませんよね?
そのため、風邪をひいておらず、元気なときに、赤ちゃんの平熱を計っておきましょう。
さらに、起床時・昼間・夜間といくつかの時間帯毎の平熱を知っていると、より赤ちゃんにとって正確な平熱を見つけることができます。
基本的には赤ちゃんの場合37.5℃以上になれば熱が出ているとされています。
これを基準にしながら、お子さんの平熱と比較し、熱が出ているかどうかを判断しましょう。
2.熱で赤ちゃんの脳への影響が心配!

赤ちゃんが熱を出すと、パパ・ママは自分が代わってあげたくなるぐらいかわいそうに思いますよね。
また、「熱が高いと脳がやられてしまう!」と心配している方はいらっしゃいませんか?
このように高熱がでると脳がやられると思われがちなのですが、40℃くらいの熱が出たとしても、脳自体はやられることはないとされているので、安心してくださいね。
しかし、長引く高熱や40℃を超えるような熱の場合は、単なる風邪ではなく、他の病気が隠れている場合もあります。そうのような高熱が続く場合、必ず医師の診察を受けてくださいね!
3.熱があるとき冷やしたほうがいいの?暖めたほうがいいの?

熱を出したときは、①熱が上がるとき、②上がりきったとき、③下がるとき、この3つの段階を見極めて対処しましょう。
①熱が上がる段階
熱が急にあがっている、この途中の段階が一番つらいものです。このときは、ゾクゾクと寒気がしたり・手足を痛がったり・頭痛がしたり、様々な症状により不機嫌になります。
このときは熱をあげようと体の中が頑張っているときです。どちらかといえば、この段階では暖めてあげたほうが良いといえます。
寒気がしているときに冷やすと、大人でも嫌ですよね?
しかし、暖めすぎは厳禁です!
布団を何枚もかぶせたり、部屋の温度を高くしたり、汗を流すことで熱が下げようとする方もいらっしゃいます。
ですが、小さなお子さんでは逆に、熱の逃げ道がなくなることがありますので程度に注意が必要です。
お子さんの様子を見ながら、気持ち暖めるくらいにとどめておいた方がよさそうですね。
②熱が上がりきった時(下がりはじめる段階)
熱が上がりきったとされる目安は、手足が暖かい・寒気がなくなった・顔がほてっている・機嫌もやや回復している等があげられます。
この段階になると、熱は上がりきっているので、熱を下げるサポートとして、冷やしてあげるのもよいでしょう。
ただし、冷やすといっても、かけている布団を1枚減らす、薄着にする程度です。
③熱が下がり始めた時
熱が下がり始めると汗をかきますので、こまめに衣類を交換してあげましょうね。
また、冷やすときに使うものとして「冷却シート」をあげられる方も多いかと思います。こちらの冷却シート、「貼って冷たくて気持ちがいい」くらいの効果で、実際に熱を下げる効果はあまりないようです。
そして、小さなお子さんに使用する場合は、冷却シートがズレて、お子さんの鼻や口を塞いで窒息を招くおそれがあるので、使用する際は目を離さないようにしましょうね。
4.解熱剤は一時しのぎ?!

熱があるお子さんの場合、医師から「解熱剤」を処方されることが多いかと思います。
この解熱剤については、注意が必要です。
まず、解熱剤は熱を下げる目的で処方されるもので、病気自体を治す力はありません。
つまり、
解熱剤は一時しのぎの薬なのです。
しかし、一時的にでも熱を下げ、子どもの体を楽にしてあげることで、食がすすんだり、睡眠をとることができたりします。
そういった意味で、お子さんの風邪・病気と戦う体力を回復させるという重要な役割があります。
そのため、医師の指示にしたがって正しく解熱剤を使用することは、お子さんにとって有益となります。
解熱剤を使用する際の注意点まとめ
・38.5℃以上の熱が出ており、お子さんがつらそうな場合に使用する。高熱であっても、元気があり、食事・水分が取れ、睡眠もできているのであれば、使わなくてもよいとされています。
・一度使用したら、次に使う時は6時間以上の間隔をあけましょう。
・解熱剤は、必ずそのお子さんに対して処方されたものを使用すること。
これらの注意点を守り、必ず医師の指示にしたがい使用しましょうね。
5.特に注意したい熱とは

赤ちゃんの熱の中でも特に注意したい熱というのがあります。
もし仮にこちらに当てはまる場合には直ちにかかりつけの医師に相談することをおすすめします。
生後3か月ほどの赤ちゃんの高熱
3ヶ月未満くらいの小さな赤ちゃんで、具合が悪そうではないけど高熱が出ている場合注意て必要です。思わぬ病気が隠れていることがありますので、すぐに受診をしましょう。
高熱が5日以上続いている
39度近い高熱が5日以上続くなど、なかなか改善されない場合も何か重篤な病気が隠れている可能性がありますので受診が必要になります。
その他、風邪と診断されていても、いつの間にか違う病気に発展してしまっていることもあります。「ちょっと変だな」「心配だな」というときには、必ず医師に相談をしましょう!
まとめ
可愛いわが子が熱を出してしまうと、本当に心配です。しかし、子どもは大人が思っているよりも強かったりもするのです。
心配なことは必ず医師に相談し、お家では優しく看病してあげてくださいね!
冬場の乾燥するシーズンですと、赤ちゃんがインフルエンザにかかっている可能性もあります。気になる方はこちらの記事も参考にしてみて下さいね。

