子供も2歳になると好き嫌いも出てきて、食べさせるのも苦労してしまいます。
加えてこの年齢特有の反抗期な態度も手伝って、食事中にテーブルの上を汚してしまった、なんてことも多いのではないでしょうか。
中にはお腹が空いていないからと、一緒にご飯を食べない子もいるようです。
このままにしておくと保育園や幼稚園、学校に行った時にちょっと大変なことになります。
お友達の家にお呼ばれした時も、安心できなくなっちゃいますね。
できれば早いうちから対策をしていったほうがいいでしょう。
でも実際にどんなことをしていけばいいのか、新米のママさんやパパさんには大きな悩みだと思います。
そこでこの記事では、ご飯の時の2歳児のしつけに注目して、ポイントを紹介していこうと思います。
この4つのポイントを理解して、家族みんなで楽しくご飯を食べてください。

目次
2歳児のご飯の時のしつけのポイントを4つご紹介!
ポイント1 手掴み食べを中心にしてみる
実は2歳児でも、まだまだ食器を使うのが苦手な子がいます。
なのに食器を使わないといけないのは、子供にとっては苦痛でしかありません。
お腹が空いているなら、余計ですよね。
お腹空いてるのにご飯が食べられないんですから、不機嫌にもなってしまいます。
そんな時は、おにぎりなど手掴みで食べれるものに変えてみましょう。
野菜も野菜スティックにして、食べさせてみてください。
おかずやスープはどうしようと思ってしまいますが、変に考えず普通に出して、手掴み食べをOKしてしまうのです。
信じられないと思うでしょうが、大切なのは「食事は楽しい」「ご飯が美味しい」って思わせることです。
そして「自分で食べる」ということを、徐々に覚えさせていくのです。
それに触ったら、これが硬いものか柔らかいものかも、感覚で分かるようになりますよね。
手掴み食べって、子供の成長の為にもとても大切なことなんです。
そして落ち着いてきたら、少しづつスプーンやフォークを使わせてみましょう。
コツとしては、遊びの時間で「食べる遊び」をさせてみることです。
スプーンやフォークで食べる真似をさせて、上手くできたら思い切り褒めてあげてください。
あとは食事中に使わなくても、必ずスプーンやフォークを出しておくことです。
もしかしたら自分から使うようになった、なんてこともあるかもしれません。
そして汚すこと前提で食事を用意して、汚してもあまり強く叱らないようにしてください。
3歳頃になると結構落ち着いてくるようなので、それまでは子供の成長期と思い見守りましょう。
ポイント2 こぼすようなら手伝ってあげよう
スプーンやフォークを使っていても、上手く使えずボロボロこぼしてしまう子がいます。
こんな時は、ついつい代わりに食べさせてあげたくなりますよね。
ですが、それではしつけになりません。
折角自分で食べようとしているのに、それを奪ってしまうような行為はよくありません。
子供の自尊心を傷付けてしまいます。
なので食べさせるのではなく、手伝ってあげましょう。
お子さんの後ろに回って一緒に持ってあげたり、隣に来て持ち方を持ち方を教えてあげてください。
子供は親の真似をしたがりますから、ママさんやパパさんが直に見せてあげることで、子供の興味も引けます。
そして上手くできから、褒めることを絶対に忘れないでください。
ポイント3 食事中に動いてしまう場合はちょっと厳しく
今までは結構甘めなしつけポイントが続きましたが、こればかりはちょっと厳しく行きます。
これも2歳児でよくある行動であり、実際に困っている方は多いのではないでしょうか。
これは放っておくと、後々に大変なことになってしまいます。
大きくなっても外食先、保育園や幼稚園、学校などでも起こしてしまう可能性もあるからです。
なので、これは言葉と行動の両方で大切さを教えましょう。
「食事中はウロウロはしない、ちゃんと最後までご飯を食べること」と根気強く言い聞かせます。
あまりに酷いようなら、目の前のご飯を下げてしまいましょう。
可哀想に思えますが、ここまでしないと分かってくれない子がいるのも事実です。
大きくなってから食事のマナーを正すのは難しいですから、今のうちにちゃんと覚えさせましょう。
また、おもちゃが近くにあるのもウロウロの原因の一つです。
ご飯を食べる前に、おもちゃを片付ける習慣をつけさせることも大事です。
「これを片付けないとご飯が食べられないよ」と、ちょっと厳しめに言って行動させてみましょう。
ポイント4 一緒に食べなくてもあまり気にしない
家族みんなでご飯を食べること、決まった時間に食べさせることにこだわる方がいます。
ですが、これもあまり神経質になる必要はありません。
お腹が空いていないのに無理に食べさせてしまったら、ご飯は楽しいものではなくなってしまいます。
大きくなってもこのままでは問題ですが、小さいうちは子供の好きに任せてもいいのです。
よく動くようになれば、自然とお腹も空くようになりますしね。
どうしても気になる方は、子供にどうして食べたくないのか聞いてみてください。
お腹が空いていない以外の理由があるかもしれません。
例えば手掴みで食べると怒られるのが嫌とか、おもちゃで遊べないから嫌とか、テレビが見れないから嫌、などあるかもしれません。
もしかしたパパやママが怖い顔をするから嫌、なんて理由かもしれません。
理由をちゃんと聞いて、その理由に合った対処方法を取ってみましょう!
まとめ
このように、食事のしつけだけでも意外と多くのポイントがあるんです。
でも、これも全て立派に成長していく為に必要な過程です。
誰しもが通った道、ママさんやパパさんだって通った道です。
上手くいかない時は、イライラして余裕がなくなるかもしれません。
こんな時は「自然と分かってくれる時が来る」、「今は学んでる最中なんだから失敗は仕方ない」と楽に構えましょう。
変に追い詰めてしまうと、子供も勘づいて不安になります。
子供の為にも自分の為にも、自分を追い込み過ぎないように、ゆっくりペースで行っていきましょう。

