赤ちゃんの成長は目を見張るものがあります。
うちの息子はもう3歳半を過ぎましたが、あっという間だったなというのが正直なところ。
「もうこんなことまでできるの~」と驚くことばかり!
さて、そんな赤ちゃんが一人立ちするまでの過程でとっても大事なこと、それは「ハイハイ」です。
今回は、ハイハイの時期やその効果、環境を整えるための9つのチェック功重くなどをまとめました。

目次
赤ちゃんがハイハイをする時期はいつから?

ハイハイをする時期は、赤ちゃんにより個人差があります。
早い子は、生後5~6ヶ月からずりばいをし始め、一般的に7ヶ月~8ヶ月頃の間には、ハイハイをするようになります。
ハイハイができるようになるといってもスタイルは赤ちゃんそれぞれ。両手の力のみで動く・高ばいをして動く・片足をひきづって動く・ちゃんと四つんばいになって足を交互にさせて動くと様々です。
ハイハイの形がちゃんとできていなくても赤ちゃんは、自分の力で動こうとしています。それは、いろいろなものに好奇心が芽生え、自我が芽生えている証拠です。
身体の筋肉が発達しているという証でもあるので、温かく見守ってあげましょう。
ハイハイには大きく分けて4つの効果がある

赤ちゃんにとってのハイハイには、とっても良い効果があります。その効果についてを以下で確認していきましょう。
効果① 手足・身体全体の筋肉を鍛えることができる
両手・両足を使いたくさんハイハイする赤ちゃんは、運動能力を養っています。実際にハイハイをして動いてみると分りますが、けっこうな体力を使います。
筋肉がついていないとハイハイが出来ません。赤ちゃんは、身体中の筋肉を使って、バランスをとりながら動く、まさに全身運動だといえます。
ハイハイは、今後の成長の立つ・歩く・走る等に、大きく関わってきます。
効果② 反射神経・バランス感覚・距離感を養う
ハイハイをすると、今まで見えなかったいろいろな世界を見ることが出来ます。と同時に障害物等の行く手を阻む場所があります。
まわりにたいして見えていないようでも、赤ちゃんなりにたくさんの神経を使って行動しています。
また、自分の意思によりママの後追いをしたり、ほしいもの・興味のあるものを取りにいったりしながら、自分の位置とものの距離を理解します。
身体のバランスをとるのに、重要なハイハイ。動きつかれてしまうと、抱っこをせまったり、ごろんと横にねころがったりするので、頑張りを褒めてあげましょう。
効果③ 脳の発達に良い影響を与える
手足を動かす運動は、脳に良い影響を与えると共に、ハイハイをしながら自分のいる環境を理解して行動します。
好きなご飯が食べられる場所・いいにおいがしてくる所・お気に入りのおもちゃがある箱・つかまりだちできる棚・お外へ行くドア等、いろいろな情報を頭の中で整理して、ハイハイで、どんどん新しい世界を切り開いていきます。
効果④ 経験や達成感を得ることができる
「ハイハイ競争」のイベントがあるように、ママの呼びかけで、ママのところまでいけるかどうか、ママのところへ自分で行けた~との達成感を得ることができます。
家以外の場所(お友達の家や児童館等)、自分の環境と違う場所は、とまどいや不安もあるでしょう。しかし、違う場所もあるというのを認識し、経験することで、冒険心がわきます。
同じ月齢の子供と遊ばせると、こっこ遊びはできなくても、お互いに良い刺激になります。
赤ちゃんのハイハイ対策!9つのチェック項目で環境を整えよう!

ハイハイの時期を迎えると、目が離せないといいます。しかし忙しいママが、24時間・四六時中赤ちゃんを見ることは、不可能です。
赤ちゃんの危険を回避する為に、最小限気をつけておきたいことを、ハイハイをし始める前に予めしておきましょう。以下、チェックしたい項目をまとめます。
- 赤ちゃんが口に入れてはいけないものは置いてませんか?(タバコやボタン電池などは特に誤飲注意!)
- 窒息事故の原因になる布団やクッションをそのままにしていませんか?
- コンセントにカバーをつけていますか?
- 家具の角で怪我をしないように、クッション材を張っていますか?
- ドアや引き出しをあけて手を挟まないように、チャイルドロックはかけていますか?
- 触ってすぐにたおれてくるような家具やものは置いてませんか?
- 部屋の掃除はこまめに行っていますか?
- 階段付近に柵をたてるなどの対策は行っていますか?
- このように、乳幼児期の子供には、充分な注意が必要です。
特にハイハイ時期には、赤ちゃんが動きやすいように、なるべく広いスペースを確保してあげましょう。
まとめ
赤ちゃんは十人十色。ハイハイをする時期も皆異なります。
ハイハイがまわりの赤ちゃんより遅いからといって、心配することはありません。ハイハイをしないで、歩いてしまう子もいるくらいです。
赤ちゃんにも自分なりのペースがあります。他の子と比べることがないようにして下さい。
ママの大きな愛で子供を包み、情緒面・健康面・運動面等、赤ちゃんの成長をサポートしてあげましょう。

