赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは良い、と何となく知っているママたちも多いのでは?
しかし、子どもを持ってみると、
- 読み聞かせっていつから?
- 初めはどんな絵本?
- どうやって読んだら良いの?
など疑問がたくさん生まれてきます。
ここでは、0歳児への読み聞かせについて、その効果や絵本の選び方、おすすめの絵本などをご紹介していきます。

目次
言葉が分からない0歳児への読み聞かせって効果あるの?

多くのママからこんな質問を聞きます。
答えは・・・
はい!もちろんあります!!
0歳児は体が大きく発達していくように、脳の発達もとても活発な時期です。
実は3歳までに脳の80%が完成し、中でも0~2歳が急成長します。さらに、情報を伝達する力は、1歳までに急速に大きくなります。
0歳の時期はたくさんのことを吸収していく時期なので、読み聞かせはとっても良い刺激になります。
0歳児への読み聞かせで使う絵本の選び方は?

0歳児は、まだ言葉や内容というより「目や耳で楽しむ」ことが大切です。
ここからは0歳児への読み聞かせに選ぶ出来絵本のポイントをご紹介します。
明るい色が使われている
0歳児の赤ちゃんは、まだ視力がはっきりしていないと言われています。
絵本を選ぶ時は、明るい色が使われているか、同じページに様々な色が使われすぎていないか、実際に絵本を開いて確認してみましょう。
「まる」が使われている
赤ちゃんは、どんな形(四角や三角など)よりも丸いものを選ぶという実験結果があります。
そう言われてみればママ(ひと)の顔やおっぱいなども丸いですよね。絵本の中にも丸みを持った絵が使われていると注目しやすくなります。
簡単な言葉が使われている
0歳児の読み聞かせは、言葉を話し始めるきっかけづくりにもなります。
お母さんの感覚で良いので、発音しやすい、話しやすい、読みやすい言葉が使われているものを選んでみてください。
読み聞かせは、親子のコミュニーケーションの時間にもなります。何よりもママが楽しく過ごすと、赤ちゃんも楽しい気持ちになってくれます。
読み聞かせに最適!0歳の赤ちゃんにおすすめ絵本6冊
ここからは具体的に読み聞かせに使いたい0歳児におすすめの絵本を5冊ご紹介します。
1.まるまるまるのほん
うちの息子が大好きだった絵本。今(3歳半)でも好きですけど。
この絵本は非常にシンプルで3色のまるが登場して、そのまるを実際に触れて次のページでその変化が現れるという体感型の絵本です。
実際に絵本を動かしたりするので興味を持たせやすくおすすめです。
2.もこもこもこ

色鮮やかな絵本。
「もこもこもこ」という言葉から始まり、いったいどんなお話し?と不思議な気持ちになりますが、ママやお子さんそれぞれの創造が楽しめます。
我が家では、4歳になる息子がしっかりと覚えていて、体を使って表現して読むのでとっても面白いです。
3.がたん ごとん がたん ごとん

「がたんごとん がたんごとん」のリズム感がとっても心地よい絵本。
「のせてくださーい」の部分で、赤ちゃんの大好きなおもちゃを使ってみるのもおすすめです。
言葉が話せるようになって、電車で遊ぶようになると、自然に「がたんごとん」「のせてっくださーい」の言葉が出てくるようになります。
4.くっついた

金魚やぞう、あひるがページをめくるごとにくっついていくとってもかわいいお話。
最後のママとパパ、赤ちゃんがくっつくシーンでは、実際に赤ちゃんに顔をくっつけてみましょう。
コミュニケーション、スキンシップにも効果があります。
5.だるまさんが

子どもが大好きなだるまさんシリーズ。
まずはこの「だるまさんが」から初めてみましょう。
「だ・る・ま・さ・ん・が」の部分が一緒に体を揺らして、ページをめくる時やめくった瞬間に抑揚をつけて楽しんでみてください。
最後は、だるまさんと一緒にママも転がってみるとさらに面白くなります。
小さな赤ちゃんでも、笑ってくれることが多い絵本です。
他にも「だるまさんの」「だるまさんと」があります!
6.かおかおどんなかお

赤ちゃんも見慣れている顔をメインにしたお話しです。
絵本のページをめくるごとに、ママも同じ表情をしてみると楽しくなります。
赤ちゃんが顔の中に目や耳、鼻などがあることを知るきっかけにもなります。
まとめ

読み聞かせは、赤ちゃんの脳の発達や、コミュニケーションなどの効果はもちろん、赤ちゃんだけでなくママも楽しめる時間になります。
私は、子どもと読んだ絵本を見る度に、一緒に読んだ思い出が浮かんできてあたたかい気持ちになれています。
どんな赤ちゃんもすぐに成長してしまうので、今の時期を大切に、読み聞かせなどその時にできることを最大限に楽しんでくださいね。

