俳優の佐藤浩市さんが5月12日の夕方ころから炎上し始め、13日の今現在もTwitterを中心に大炎上しています。
映画・空母いぶき、首相役の俳優・佐藤浩市氏のコメントに 百田尚樹氏「三流役者が、えらそうに!!」(※動画)https://t.co/Wkngm7FG7l
— Share News Japan (@sharenewsjapan) 2019年5月12日
ツイッターの問題ツイートや関連ツイートはどんどんリツイートされ、炎上状態が止まりません。
では、今回の炎上の原因や佐藤浩市さんの今後について、干される可能性があるのかなど芸能界での今後のポジションの動向について見ていきましょう。

佐藤浩市がTwitterで大炎上中!火付け役は百田尚樹氏のツイート
火付け役は、永遠の0などの小説で有名な小説家の百田尚樹氏。
彼のTwitterへの投稿から一氣に火が着き、飛び火してどんどん火が大きくなり大炎上しています。
「空母いぶき」の原作は素晴らしい!
しかし映画化では、中国軍が謎の国に変えられているらしい。それだけでも不快だったのに、「下痢する弱い首相にしてくれ」という一役者の要求に、脚本をそう変えたと聞いて、もう絶対に観ないときめた。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年5月12日
三流役者が、えらそうに!!
何がぼくらの世代では、だ。
人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが! https://t.co/UReRTd6KNe— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年5月12日
「三流役者が偉そうに!!何がぼくらの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!」
自分の主張で脚本や役柄を変えたのが氣にいらない御様子。
いやー、そこまでズバッと言われると爽快感すら感じますが。汗
それにしても、怒りが収まらない御様子で、複数のツイートを連発してます。
私は自分の作品の映画化に関して、キャスティングに口出ししたことは一度もない。
しかし、もし今後、私の小説が映画化されることがあれば、佐藤浩市だけはNGを出させてもらう。 https://t.co/bKAJf7dYgC— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年5月12日
佐藤浩市の「下痢する首相にしてもらった」というインタビュー記事が、大炎上してる。
おそらく明日あたり制作会社がコメントするだろうな。
「記事は実際のコメントとは違う。間違ったニュアンスで伝えられた」とか何とか…。
今頃、スタッフがその文章を必死に作っているとこかな。ご愁傷様やで。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2019年5月12日
事の発端は、
佐藤浩市さんが出演予定の映画「空母いぶき」に出演が決まった際、そのエピソードを「ビッグコミック」でインタビューされ記事として掲載されたことに始まります。
佐藤浩市氏、体制側の人物を演じるのに抵抗があって絶対受けたくない役が、お腹下す総理にすればオッケーになるって随分とアレな役者根性すね pic.twitter.com/xln4vVhZXb
— ネムイ (東京) (@sleepykei) 2019年5月12日
インタビュアー:総理大臣役は初めてですね。
佐藤:最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残っているんですね。
でも、監督やプロデューサーと「僕がやるんだったらこの垂水総理をどういう風にアレンジできるか」という話し合いをしながら引き受けました。死してこの映画での少し優柔不断な、どこかクジ運の悪さみたいなものを感じながら最終的にはこの国の形を考える総理、自分にとっても国にとっても民にとっても、何が正解なのかを彼の中で導き出せるような総理にしたいと思ったんです。インタビュアー:総理は漢方ドリンクの入った水筒を持ち歩いてますね。
佐藤:彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だからトイレのシーンでは個室から出てきます。
このインタビュー記事に対して、すぐにお腹を下す総理大臣というのが安倍総理を揶揄してるのではと炎上
実は現在の日本の総理大臣である安倍晋三首相(64)は以前から難病の潰瘍性大腸炎に苦しんでいたからです。
今回のこのインタビュー内容がこのことを想起させる内容となってるので、それが原因で炎上してるんです。
いくら個人的に嫌いだったり、問題視していたとしても、人間として超えちゃいけない一線を超えたような感じですね。
辛い経験のある人がその経験をバカにされたら「イラッ」としますよね。
なので、同じような持病を持つ人から猛反発。
私は安倍総理と同じ難病です。発病したのは中学2年、それから寛解再燃を繰り返しています。1日30回以上の下痢・下血。薬の副作用や合併症の不安。お腹痛いだけ、と言われるような病気ではありません。いくら総理が気に入らないからといって病気を揶揄するのは許せない #佐藤浩市
— 浅葱♿️ (@purr888) 2019年5月12日
一部では、不買行動のような事態にも陥ってます。
人の病を揶揄する事自体が、佐藤浩市氏の品性が下劣で在る証左。
これを、格好良いと歳を重ねても勘違いして居るのは、醜態以外の何ものでもない。
今後、商材として佐藤浩市氏を利用する物品やサービスとは、関わりたく無い。#佐藤浩市
https://t.co/bpuMBFN4PJ— 爺の戯言徒然に (@jonron66) 2019年5月13日
人の病気を笑うのは品格がない
今後佐藤浩市が出演するCMの商品は不買します— 発見ニュース島 (@hakkyounews) 2019年5月12日
佐藤浩市さんの出る映画やテレビは今後絶対に見ない。CM出たらスポンサーにクレーム入れて不買運動しますから。
— kaka (@KazuK38) 2019年5月12日
これから佐藤浩市のでる映画、ドラマは見ないようにするわ。
— 元堺市長 (@parappa777) 2019年5月12日
佐藤浩市さんの炎上の裏には見城徹氏の「火に油を注ぐ」ツイートが!
実は昨夜、会食をした芸能プロダクションの社長から、
「うちの俳優が出ているので是非、観て下さい」
とチケットを2枚頂いた。最初から首相を貶める政治的な目的で首相役を演じている映画など観たくもない。自分の発言がどれだけ共演者やスタッフに迷惑をかけているか、よく考えて欲しい。 pic.twitter.com/tjvAicDMT7— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年5月12日
独自の視点で出版業界の異端児として知られる見城徹氏が百田尚樹氏のツイートに同調するツイートをして炎上状態に油を注いでいます。
よほど「怒り」をかんじているのか、こちらも1ツイートでは収まらない御様子で、連続ツイートをして話題となっています。
佐藤浩市さんは大好きな俳優だった。しかし、これは酷い。見過ごせない。こんなことを言うんなら、断るべきだった。佐藤浩市さんの要求を飲んだ製作側も情けない。
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年5月12日
佐藤浩市さんの真意は[安倍首相を演じるのに抵抗感があった]ということだと思う。それを[体制側]などと婉曲に言うからおかしなことになる。だったら出演を断れば良かった。脚本変更を要求して、病気を笑い者にするように演じたなら、黙して語らないことだ。そんな悪意のある演技を観たくもないよ。
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年5月12日
自分の安っぽいイデオロギーのためにこの映画の本質をぶち壊していることに何故、想いが至らないのだろう?映画は一人の役者のイデオロギーのためにあるのではないんだよ。最悪だ。
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年5月12日
他にも百田尚樹氏、見城徹氏の意見に賛同しているサイレントマジョリティがたくさんいると思われるので、今後さらに炎上状態が加熱する可能性もあります。
現に、一般の人達からの追撃がどんどん起こっていて、リツイートの嵐となっています。
佐藤浩市さんが政治的にどのような立場をとろうが問題ないが「個人の病気を揶揄してスクリーンにのせてしまう」という結果が「人としてどうなのか」ってのはちょっと考えたほうがいいとは思う。
— もへもへ (@gerogeroR) 2019年5月12日
つーかビックコミックの空母いぶきの佐藤浩市インタビュー、見る前に観客の興味なくすようなこと(実は演じたくなかった 原作ありなのに監督に言って役の設定変えてもらった)ドヤって答えてるなんてプロ失格では?
— あきぞら (@aki_zola) 2019年5月12日
まぁ佐藤浩市氏が反体制というか反権力なのは別にどうでも良いんだよね…
ただ、「彼(首相)はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だからトイレのシーンでは個室から出てきます」ってのはアウト。主義主張を批判するのは良いけど、持病を嘲笑するのは論外
— ゲーテ&ワーグナー支持者 (@eikouarucroatia) 2019年5月12日
佐藤浩市さんが今後、芸能界を干される可能性はある?
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2019年5月12日
「佐藤浩市さんが芸能界で干されるなんて万に1つもない」と言ったらウソになりますが、可能性としては相当低いでしょうね。
おそらくしばらくして事態が沈静化するまで、謹慎状態になる可能性はありますが、それでも芸能界から干されるというような事態にはならないのじゃないかなと思います。
ただ、今後は映画の制作会社が何かしら謝罪コメントを出したりする可能性はあるでしょう。
もしかすると、俳優の佐藤浩市さん自ら公式に謝罪する可能性もあると思います。
もし、このまま炎上するようなことがあればどこかで誰かが「火消し」に走るはずです。
なぜなら、佐藤浩市は超一流俳優ですから、その周りで動く「お金」に影響があるからです。
そういった裏事情があり、どうしても佐藤浩市のイメージをこれ以上汚してはならないと思う人達(特にスポンサー)が何かしらの圧力を掛けることは十分に考えられます。
また動きがあれば追記していきますね!
いずれにしても、佐藤浩市さん、百田尚樹氏、見城徹氏の今後の動向に注目ですね!
